20代女性の約9割が「寝る前に布団でスマホ」、起床後すぐチェックは全体の7割超 ドコモ調べ
NTTドコモのモバイル社会研究所は、起床後と就寝前のスマホの利用実態に関する調査結果を発表。就寝前に布団に入りながらスマホを使用するのは全体の6割超で、20代女性は9割と最も高い。
NTTドコモのモバイル社会研究所は、7月20日に起床後と就寝前のスマホの利用実態に関する調査結果を発表した。調査対象は全国15〜79歳の男女で、有効回答数は5652。
就寝前に布団に入りながらスマホを使用する割合を調査したところ、全体の6割超が使用すると回答。男性10〜30代は約8割、40代は約7割、50代は約5割で、女性20代は約9割、10代と30〜40代が約8割、50代が約6割となった。男女とも60〜70代では就寝前にスマホを使う割合は半数以下で、年代差が大きく高年層の方が割合が低くなっている。
また、全体の7割超が起床後すぐにスマホを使用すると回答。男性10〜30代は約8割、40〜60代は約7割、70代は約5割で、女性20代は約9割、10代と30〜40代が約8割、50〜70代が約7割となった。就寝前のスマホ利用に比べて年代差が少なく、最も割合が低い男性70代でも半数以上が起床後すぐに使用している。
就寝前に布団に入りながらと起床後すぐに何をしているかそれぞれ調査したところ、就寝前は全体の約3割、起床後は全体の約5割が「メールやメッセージのチェック」をしている。次いで「ニュース、天気予報、交通状況の確認」の割合が両者とも高く、起床後の利用は約4割となった。「動画の視聴」は就寝前では2割を超え、起床後と比べてその割合が10ポイント程度高い。この他に「SNSのチェック」も就寝前、起床後ともに2割を超えている。
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