調査リポート
10〜30代の約6割が食事中にスマホ利用――ドコモ「モバイル社会研究所」調べ
NTTドコモのモバイル社会研究所が「スマホ・ケータイ所有者の家族や友人との食事中のスマホ利用」について調査した。10〜30代の約6割が食事中にスマホ利用すると回答し、公衆空間での利用は70代の6割超が「気になる」と答えた。
NTTドコモのモバイル社会研究所は3月16日、「スマホ・ケータイ所有者の家族や友人との食事中のスマホ利用(2021年1月)」の調査結果を発表した。調査対象は全国の15〜79歳の男女で、有効回答数は8837件となる。
食事中のスマホの利用(サイト閲覧/メール/通話など)について聞いたところ、全体の4割の方が利用していると回答。年代別で見ると10代〜30代の約6割が利用している一方、シニア層は60代で3割程度、70代では2割程度に留まる。また、男性は約半数が利用している。
レストランなどの公衆空間で他人が食事中にスマホを利用していることが気になるかどうか聞いたところ、全体の5割超が気になると回答。女性は全体の約6割、70代は男女ともに6割超が気になると答えている。
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