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KDDI、iPhone 15などの一部機種を「5G SA契約」で販売 9月22日から
KDDIは2023年9月22日から、iPhone 15シリーズとiPhone 14シリーズ、iPad Pro(一部)を「5G SA契約」での販売に変更する。同社は対応機種名とともにWebサイトで、5G SA契約について案内している。5G SAに対応する機種を使用する場合、5G SAに対応する料金プランへの加入と、5G SA対応SIMカードが必要になる。
KDDIは2023年9月22日から、iPhone 15シリーズとiPhone 14シリーズ、iPad Pro(一部)を「5G SA契約」での販売に変更する。同社は対応機種名とともにWebサイトで、5G SA契約について案内している。
5GのSA方式は4Gのコア設備を流用したこれまでのNSA(ノンスタンドアロン)方式と異なり、5G専用のコア装置(5GC)と5G基地局を用いた方式となる。従来の超高速・大容量だけでなく、超低遅延、多数同時接続も実現できる。
auのWebサイトには5G SAに対応する機種一覧にiPhone/iPadが記載されている。具体的な機種名は次の通りとなる。
- iPhone
- iPhone 14 Pro(2023年9月22日対応予定)
- iPhone 14 Pro Max(2023年9月22日対応予定)
- iPhone 14(2023年9月22日対応予定)
- iPhone 14 Plus(2023年9月22日対応予定)
- iPhone 15 Pro(2023年9月22日発売予定)
- iPhone 15 Pro Max(2023年9月22日発売予定)
- iPhone 15(2023年9月22日発売予定)
- iPhone 15 Plus(2023年9月22日発売予定)
- iPad
- 12.9インチiPad Pro 第6世代(2023年9月22日対応予定)
- 11インチiPad Pro 第4世代(2023年9月22日対応予定)
なお、5G SAに対応する機種を使用する場合、5G SAに対応する料金プランへの加入と、5G SA対応SIMカードが必要になる。他のSIMカードから5G SA対応SIMカードに変更する際、事務手数料として3850円がかかる。
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