Fitbitが新型トラッカー「Charge 6」を発表 心拍数測定機能を向上してGoogle マップにも対応 2万3800円
Google傘下のFitbitはフィットネストラッカー「Fitbit Charge 6」を発表した。Fitbitトラッカーとしては最も正確な心拍数測定機能を実現した他、YouTube MusicやGoogle マップを利用できるようになったことが特徴だ。
Google傘下のFitbitは9月29日、フィットネストラッカー「Fitbit Charge 6」を発表した。同日からGoogle ストアとFitbit.comで予約販売を受け付けている。両ストアでの販売価格は2万3800円(税込み、以下同)で、有料サービス「Fitbit Premium」(月額640円/年額6400円)のメンバーシップ6カ月分が付属する。カラーはObsidian、Porcelain、Coralの3つを取りそろえる。
Fitbit Charge 6の概要
Fitbit Charge 6は、2021年に登場した「Fitbit Charge 5」の後継モデルに相当する。バッテリー駆動時間は、最長で7日間となっている。
Charge 6は大きな特徴として、「トラッカー」としての機能を強調している。本機は新たなAIアルゴリズムにより、「Fitbitトラッカーとして最も正確に心拍数を測れるようになった」という。とりわけ、「HIIT ワークアウト」「スピニング」「ローイング」など、激しいアクティビティ中の心拍数のトラッキングがより正確になったとのことだ。
また、心拍数の測定精度の向上により、カロリー、アクティブな心拍ゾーン、今日のエナジースコア、睡眠スコアなどの測定値がより正確になったと。心拍数の上昇/降下の通知、心拍数の常時チェックも、引き続き利用できる。
NordicTrack、Peloton、Concept2、Tonalなどのパートナーが提供する互換性のあるBluetooth対応エクササイズマシンへの接続にも対応し、ワークアウト中の心拍数がリアルタイム確認できるようになった。
エクササイズモードとして用意されるのは、スキー、スノーボード、サーフィンなどの20の新しいオプションを含む40を超えるモードだ。ユーザーはこれらを選択し、ワークアウトに必要な統計情報を取得できる。Charge 6はGPSを内蔵しているため、スマートフォンが手元になくても距離をトラッキングできる。
Googleサービスも利用可能 アクセシビリティにも配慮
本モデルは、Fitbitトラッカーとしては初めて、幾つかのGoogleサービスにアクセスできるようになった。例えば、ユーザーは外出先で「Google マップ」を用いたナビゲーション機能や、ターンバイターン方式のルート案内機能を利用できる。また、「YouTube Music」で音楽も聴ける。
加えて、トレーニングを終えた後、「Fitbit Pay ウォレット」に追加したSuicaで、軽食を購入する際にもCharge 6が役立つという。
そして本モデルは、Fitbitデバイスとしては初めて「アクセシビリティ機能」を搭載した。小さなテキストが読みにくい場合や、大きなフォントが必要な場合は、画面上の任意の場所を数回タップするだけで、画面上の単語を拡大できる。
純正アクセサリーも用意
Charge 6とCharge 5向けのアクセサリーとして、「Oceanウーブン バンド」「Hazel スポーツ バンド」が用意される。これまでよりも通気性が良く、汗をかいても手首とバンドがむれにくいという。
その他、スマートフォン向けのFitbitアプリが改良された。Fitbit Premiumで利用可能な今日のエナジースコアは、スコアに基づいて強度なワークアウトに適した状態か回復を優先すべきかを評価するようになった。
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