「Pixel Watch」（先代）も10月の月例更新で「Wear OS 4.0」に

Googleは「Pixel Watch」の月例更新の配信を開始した。この配信で「Wear OS 3.5」搭載のPixel WatchのOSが「Pixel Watch 2」と同じ「Wear OS 4.0」に更新される。バックアップもできるようになるので、設定を「Pixel Watch 2」に移行しやすくなる。

[佐藤由紀子，ITmedia]

　米Googleは10月17日（現地時間）、「Pixel Watch」の月例更新の配信を開始したと発表した。この配信で、「Wear OS 3.5」搭載のPixel Watchは「Wear OS 4.0」にアップデートされる他、「多数のバグ修正、バッテリーの改善」、セキュリティ更新も行われる。

更新後の「システム」画面（スクリーンショット撮影機能が機能しないのでPixel 8 Proで撮影）

　配信は、向こう数週間にわたってグローバルに展開していく。筆者のPixel Watchは日本時間の18日午前10時過ぎに更新できた。

　この更新で追加された主な機能は以下の通り。

• バックアップと復元が可能に：これにより、12日発売の「Pixel Watch 2」にデータと設定を移行できる
• カレンダーアプリのプリインストール
• 緊急情報などの安全機能の追加
• アクセシビリティ機能の改善
• 通知の強化：通知に電話番号と住所のスマートリンクが表示されるようになり、これをタップして電話をかけたり、メッセージを送信したり、道順を確認したりできる
• Gmailアプリのインストールが可能に：アプリをインストールすることで、着信メールに返信できるようになる

Gmailで返信が可能に（画像はPixel Watch 2のスクリーンショット）