JRの首都圏「普通列車用グリーン券」の料金が2024年3月に改定 長距離乗ると高くなることも気になるが……:Mobile Weekly Top10
JR東日本が、首都圏で運行している「普通列車グリーン車」のグリーン料金の体系を見直すことになりました。休日に乗車する人や、101km以上乗車する人にとっては値上げとなることがポイントなのですが、私(ランキングをまとめる人)的にはもっと気になることが……。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2023年12月14日〜2023年12月20日
- JR東日本が首都圏の「普通列車グリーン券」の料金体系を見直し 2024年3月16日から
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ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2023年12月14日から2023年12月20日までの7日間について集計し、まとめました。
今回のアクセス数の1位は、JR東日本(東日本旅客鉄道)が首都圏エリアで運行している「普通列車グリーン車」のグリーン料金(普通列車用グリーン券)の料金体系が変わることを伝えた記事でした。
料金体系の変更はJRグループが一斉に行うダイヤ改正(2024年3月16日)に合わせて実施されます。改めて変更ポイントをまとめると以下の通りです。
- 料金を「乗車日基準(平日 or 休日)」から「媒体基準(きっぷ or IC)」に
- 「101km以上(100km超)」の料金区分の新設
新料金体系では、100km以下の距離を平日にSuicaグリーン券(※1)で乗車する場合は「値下げ」となります。一方で、101km以上乗車する場合は完全に値上げです。グリーン車が運用されている路線は、始発から終点まで乗り通すと100km超の距離になることも珍しくないので、割安なSuicaグリーン券でも価格的に「痛い」と感じる人も結構いるようです。
(※1)Suicaグリーン券はKitaka、PASMO、TOICAでも買えます(モバイルタイプを除く)。ただし、後述する「(JRE POINT用)Suicaグリーン券」はSuicaまたはモバイルSuicaでのみ引き換えられます
ただ、今回の価格改定後も「JRE POINT」の特典としてポイントと交換できる「(JRE POINT用)Suicaグリーン券」の交換レートは1枚あたり600ポイントで変わりないようなので、JR東日本エリアで完結する乗車でJRE POINTがたまっている人は、長距離を載る場合は(JRE POINT用)Suicaグリーン券を使うといいと思います。
私個人としては、料金改定そのものよりも東海道線のJR東海(東海旅客鉄道)エリアに乗り入れる際の扱いが気になっています。
今回の料金改定に合わせて、JR東海エリアの駅を“着駅”とするSuicaグリーン券を購入できるようになります。ただし、モバイルSuicaでは引き続き購入できないとのことで、私のようにもっぱらモバイルSuicaを使っている(≒カードタイプのSuicaを使っていない)人間としては困りものです(回避方法はあるのですが、説明は割愛します)。
逆に、JR東海エリアの駅を“発駅”とする場合は、熱海駅以遠でグリーンアテンダントに申し出ればSuicaグリーン券の料金で乗れるようにする措置を講じるとのことですが、コロナ禍以来熱海駅時点でグリーンアテンダントが乗車していないことが多くなったので、すぐにグリーン券を購入できない可能性があるのが困りものです。
もっというと、一部報道ではJR東海エリアまで運転されるグリーン車付きの普通列車の本数が削減されるとの報道もあります。現在、東海道線でJR東日本エリアとJR東海エリアをまたいで運転される普通列車(1日9往復)は全てグリーン車付きなのですが、ダイヤ改正後は夕方〜夜の時間帯で運転される一部列車が5両編成(=グリーン車なし)での運転となるようなのです。
新幹線が混み合う季節の夕方に、普通列車グリーン車を使って帰省した実家から東京に戻ることが多い私としては、この仕打ち(?)は若干つらいところがあります……。最後は私事に関する話になってしまったのですが、いろいろさみしいなあ……。
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