ニュース
災害時の情報収集方法を教える 車両型の出張auショップ稼働 他キャリアユーザーも利用可能
KDDIは2月1日、能登半島の避難所(輪島市、穴水町、七尾市)などで、車両型の出張auショップによる支援サービスを始めた。専属スタッフが被災地で困っている人に対して、災害時情報の取得方法などを教える。他キャリアユーザーでも利用できる。
KDDIは2月1日、能登半島の避難所(輪島市、穴水町、七尾市)などで、車両型の出張auショップによる支援サービスを始めた。専属スタッフが被災地で困っている人に対して、災害時情報の取得方法などを教える。他キャリアユーザーでも利用できる。
1月1日16時過ぎに起きた能登半島地震の数日後、X(旧Twitter)で「災害時にはラジオ必須」「ネットが使えないと災害情報を入手できない」などといった声が上がっていた。一方で、そもそも災害情報をどのように取得してよいのか分からない、という声もKDDIには寄せられたという。
KDDIはこうした声に応える形で支援サービスを提供する。専属スタッフが直接避難所などに訪れ、災害で携帯ショップへの問い合わせが難しい人や、従来と異なるスマートフォンの利用方法に不安を感じている人に対して、サポートを行う。
支援場所は輪島市にある「ワイプラザ輪島」、穴水町の「さわやか交流会館プルート」、七尾市の「矢田郷地区コミュニティセンター」など。実施日時は場所によって異なる。
場所 | 実施日時 |
---|---|
輪島市 ワイプラザ輪島 | 2月13日11時〜15時 |
輪島市 ワイプラザ輪島 | 2月15日11時〜15時 |
輪島市 ワイプラザ輪島 | 2月22日11時〜15時 |
穴水町 さわやか交流会館プルート | 2月5日11時〜15時 |
穴水町 旧兜小学校(公民館) | 2月8日11時〜15時 |
穴水町 さわやか交流会館プルート | 2月19日11時〜15時 |
七尾市 矢田郷地区コミュニティセンター | 2月1日11時〜15時 |
関連記事
- 災害時の情報取得、ネットにつながらない場合はどうすべき? スマホで「FMラジオ/ワンセグ」の現状
「災害のときはラジオ大事」「東日本大震災のときはワンセグで津波のニュース映像を見た」──。1月1日16時過ぎに起きた能登半島地震の数日後、X(旧Twitter)でこのような投稿が目立った。震災時にネットが使えない場合、どうすべきかを考えた。 - 4キャリアが能登半島地震のエリア復旧状況を説明 “本格復旧“を困難にしている要因とは
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社が合同で、能登半島地震のエリア復旧状況について説明した。道路が寸断して通れない、基地局へ向かえないことで復旧が難航している。船上基地局や衛星通信なども活用しているが、本格復旧のめどは立っていない。 - KDDI、能登半島の避難所にStarlink350台を無償提供
KDDIは、スペースXの日本法人であるStarlinkJapanと協力し、衛星通信サービス「Starlink」を石川県能登半島の避難所などに無償で提供する。被災地での通信支援をすべく、石川県と総務省の要請に基づき実施する。1月7日に、350台のStarlink機器を石川県県庁舎に搬入した。 - ドコモとKDDIが「船上基地局」を運用 能登半島地震を受け、海上から通信を復旧
NTTドコモとKDDIは能登半島地震に伴い、船舶上に携帯電話基地局の設備を設置する「船上基地局」を共同で運用する。両社が1月6日、発表した。具体的には、NTTドコモグループのNTTワールドエンジニアリングマリンが運用する船舶「きずな」に、ドコモとKDDIの携帯電話基地局の設備が設置される。 - 能登半島地震で鳴り響いた「緊急地震速報」 受信できないスマホはあったのか
能登半島地震で最大震度6弱を観測したエリアにてこの揺れに遭遇したが、当然スマートフォンからは緊急地震速報が鳴り響いた。今回は筆者の手持ちのスマートフォンがどのような挙動をしたのか、振りかえっていきたい。緊急地震速報を受信できなかったスマホはあったのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.