スマホ充電でたまる「TONE Coin」、トーンモバイル月額費に充当可能に “リアル価値交換”を具現化
スマホ充電などでたまる「TONE Coin」がトーンモバイルの利用料金に充当可能になった。フリービットグループでトーンモバイルを運営しているドリーム・トレイン・インターネット(DTI)が2月1に発表した。“リアル価値交換”を生かした、ユーザーメリットの高い取り組みや料金体系に重きを置く。
スマホ充電などでたまる「TONE Coin」がトーンモバイルの利用料金に充当可能になった。フリービットグループでトーンモバイルを運営しているドリーム・トレイン・インターネット(DTI)が2月1に発表した。
TONE Coinは、スマートフォンを充電しながら専用アプリを起動するとポイントがたまる仕組み。1 TONE Coinあたり毎月のトーンモバイルの利用料金100円分として充当できるようになった。TONE Coinの取得と利用には「TONE Labo」への参加が必要だ。
TONE Laboは、5G時代の新しいスマートフォンの活用法を検証する実験型プロジェクトだ。このプロジェクトに今回のトピックとなるTONE Coinや、オンラインで医師に健康相談ができる「TONE Care」などが含まれる。
トーンモバイルは、充電中のスマートフォンの余剰リソース(電源、CPUなど)と引き換えにTONE Coinを付与し、モバイルブロックチェーンのシーリング報酬による“リアル価値交換”を生かした、ユーザーメリットの高い取り組みや料金体系に重きを置く。
フリービットでは2023年12月8日に次期中期経営計画に向け、ステークホルダーに対する還元強化の取り組みを開始すると発表していた。株式配当を前回実績に比べ約3.4倍(1株につき27円00銭)に増配する他、モバイルブロックチェーンを生かしたマルチステークホルダーへのweb3型還元施策「One Vision」を発表していた。
同社は、TONE Coinのリアル価値交換を皮切りに、One Visionを通してweb3型還元を株主などにも広めていくとしている。
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