「Xiaomi 14」シリーズ発表 約24万円の「14 Ultra」は可変絞り対応の4眼カメラを搭載
Xiaomiが2月25日、スペイン・バルセロナでフラグシップスマートフォン「Xiaomi 14」シリーズを発表した。Xiaomi 14 Ultraは、12mm〜120mmの焦点距離に対応した4つのカメラを搭載。5000万画素の広角カメラ(焦点距離23mm)には1型センサーを採用しており、F1.63〜F4.0の無段階可変絞りや光学式手ブレ補正に対応している。
Xiaomiが2月25日、スペイン・バルセロナでフラグシップスマートフォン「Xiaomi 14」シリーズを発表した。
ラインアップは「Xiaomi 14 Ultra」と「Xiaomi 14」の2モデル。いずれも独自OSの「Hyper OS」を搭載しており、ライカと共同開発したカメラを備えている。価格はXiaomi 14 Ultraが1499ユーロ(約24万4000円)から、Xiaomi 14が999ユーロ(約16万2500円)から。
Xiaomi 14 Ultraは、12mm〜120mmの焦点距離に対応した4つのカメラを搭載。5000万画素の広角カメラ(焦点距離23mm)には1型センサーを採用しており、F1.63〜F4.0の無段階可変絞りや光学式手ブレ補正に対応している。5000万画素の望遠カメラは、焦点距離が75mmと120mmの2つを搭載しており、いずれも光学式手ブレ補正に対応する。超広角カメラは1200万画素で焦点距離は12mm、マクロ撮影もサポートする。センサー内ズームを活用することで、焦点距離は46mmから240mmまで広がる。4つのレンズ全てで8K、30fpsの動画を撮影できる。
ディスプレイは6.73型のワイドQHD+(1440×3200ピクセル)有機ELを搭載しており、1〜120Hzの可変リフレッシュレートに対応する。カラーはブラックとホワイトの2色を用意し、背面にはビーガンレザーを採用している。サイズは75.3(幅)×161.4(高さ)×9.2(奥行き)mm、重量は219.8g。IP68の防水・防塵(じん)に対応している。
プロセッサはSnapdragon 8 Gen 3、メインメモリは16GB、内蔵ストレージは512GBを備える。容量5000mAhのバッテリーを内蔵しており、最大90Wの急速充電に対応する。独自のIceLoop冷却システムも備えている。
カメラ愛好家向けに、Xiaomi 14 Ultra専用のアクセサリー「Xiaomi 14 Ultra Photography Kit」も用意。2段階のシャッターボタンやズームレバー、カスタマイズ可能なビデオ録画ボタンを備えている。1500mAhのバッテリーも搭載しており、モバイルバッテリーとしても活用できる。
5Gの対応バンドはn1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/66/77/78/79。
Xiaomi 14は、71.5(幅)×152.8(高さ)×8.2(奥行き)mmのコンパクトなボディーが特徴。14mm〜75mmの焦点距離に対応した3眼カメラを搭載している。5000万画素の広角カメラ(23mm)は1/1.31型のセンサーを搭載しており、光学式手ブレ補正に対応する。他に3200万画素の望遠カメラと5000万画素の超広角カメラを備える。
ディスプレイは6.36型、1200×2670ピクセルの有機ELを採用しており、1〜120Hzの可変リフレッシュレートに対応している。カラーはブラック、ホワイト、ジェイドグリーンの3色展開。IP68の防水・防塵(じん)に対応している。
プロセッサはSnapdragon 8 Gen 3を備える。メインメモリ+内蔵ストレージは12GB+256GBまたは12GB+512GBで構成される。容量4610mAhのバッテリーを内蔵しており、最大90Wの急速充電に対応する。独自のIceLoop冷却システムも備えている。
5Gの対応バンドはn1/2/3/5/7/8/20/25/28/38/40/41/48/66/75/77/78。
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