「HUAWEI Pocket 2」はデザインとカメラで勝負の縦折りスマホ 16GB+1TBの特別版も
Huaweiの縦折りスマートフォン「Pocket」シリーズは中国でも大人気のモデル。2024年2月に発売された「HUAWEI Pocket 2」は最新のトレンドを採用せず、あえてデザインに注力したモデルです。しかも価格は他社の縦折りモデルよりも高く設定されています。
Huaweiの縦折りスマートフォン「Pocket」シリーズは中国でも大人気のモデル。2024年2月に発売された「HUAWEI Pocket 2」は最新のトレンドを採用せず、あえてデザインに注力したモデルです。しかも価格は他社の縦折りモデルよりも高く設定されています。
HUAWEI Pocket 2は開くと6.9型ディスプレイが現れる縦折りモデルです。IPX8の防水にも対応し、水回りでの利用も安心になりました。プロセッサは2023年後半以降に登場したモデル同様に非公開。Kirinシリーズが搭載されているといわれており、5Gにも対応します。
最近の折りたたみスマートフォンはサムスン、モトローラ、OPPO、vivo、TECNOそしてZTEと各社が外側に大型のディスプレイを搭載しています。一方、Pocket 2は前モデルよりわずかに大きくなったとはいえ、1.15型の小型円形ディスプレイを搭載します。閉じた状態では通知を見たりカメラのプレビューに使たりする程度ですが、縦折りスマートフォンは閉じたままの操作はあまり使われない、という調査結果があるのかもしれません。
ヒンジ部分の構造はより進化しており、ディスプレイの折り目もさらに目立たなくなっているとのこと。このあたりは各メーカーが新モデルを出すたびに強化している部分で、ヒンジの動きもスムーズです。
閉じたときのヒンジ部分にはHUAWEIのロゴが配置されています。これは初代モデルから引き継がれています。
ブラックモデルは雰囲気がちょっと異なりシックなデザイン。なお紫も黒もどちらもヴィーガンレザー仕上げです。カメラは5000万画素と1200万画素の超広角、800万画素の3倍望遠、そして写真の色合いを調整するための200万画素スペクトルカメラが搭載されます。
縦折りモデルはアクセサリー感覚で持ち運べるため、スタイリッシュなケースも多数用意されています。純正ケースだけでもかなりの種類があり、中国・深センのHuaweiストアではPocket 2を買っているお客さんの多くがケースもセットで購入していました。
また、ハンドバッグ風に持ち運べるケースも数種類出ています。いずれはブランドとコラボしたケースが出てくるのではないでしょうか。
本体仕上げを上質にしたArt Special Editionもあります。ちなみに一般カラーのモデルはメモリ12GB+256GBで7499元(約15万7000円)、OPPOの「Find N3 Flip」が登場時6499元(約13万6000円)だったので、それより高価です。そしてArt Special Editionは16GB+1TBの構成で1万999元(約23万円)です。あえて高くしても売れるだけの人気がHuaweiのPocketシリーズには集まっているということなのでしょう。Googleサービスが使えないデメリットがあるものの、グローバル市場にもぜひ出してほしいバリエーションです。
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