Android 15正式版、まず「Pixel」向けに配信 サインインはより簡単に データ保持したままアプリのアーカイブも
米Googleは9月3日(現地時間)、Android OS「Android 15」の正式版を発表した。まずは「Google Pixel」向けに配信する。今後数カ月以内にSamsung Electronics(サムスン電子)、Honor、iQOO、Lenovo、Motorola、Nothing、OnePlus、OPPO、realme、シャープ、ソニー、Tecno、vivo、Xiaomiなどの端末でも利用可能にする。
米Googleは9月3日(現地時間)、Android OS「Android 15」の正式版を発表した。まずは「Google Pixel」向けに配信し、今後数カ月以内にSamsung Electronics(サムスン電子)、Honor、iQOO、Lenovo、Motorola、Nothing、OnePlus、OPPO、realme、シャープ、ソニー、Tecno、vivo、Xiaomiなどの端末でも利用可能にする。
Android 15は、プライバシーとセキュリティを重視したプラットフォームであり、特にタブレットやフォルダブル端末(折りたたみスマートフォン)で直感的に操作できるようなUIとなっている。
プライバシーとセキュリティに関しては、パスキーを使ったワンタップでのサインインをサポートする。アプリが録画されている場合に通知する機能も備える。
マルチタスクが重視されるタブレットやフォルダブル端末では、ユーザーが画面分割でよく使うアプリの組み合わせをお気に入りに登録できるようにし、後から簡単に起動できるようになる。また、タスクバーを画面上に固定し、アプリ間の切り替えがスムーズになる。
アプリのアーカイブと解除も行えるようになる。アプリをアーカイブすると、APKとキャッシュされたファイルが削除されるが、利用者のデータは保持される。例えば、端末の空き容量を増やしたい場合は、アーカイブ機能を活用して使用頻度の低いアプリをアンインストールせずにアーカイブし、必要に応じてアプリを元の状態に戻せるようになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「Pixel 9 Pro Fold」と「Pixel Fold」を徹底比較 弱点だったカメラ画質が改善 “次”に期待したいことは?
Googleの折りたたみスマートフォンに新顔が登場した。「Google Pixel 9 Pro Fold」だ。先代「Google Pixel Fold」から何が進化したのかを比較レビューする。
新折りたたみ「Pixel 9 Pro Fold」の実力検証 初号機やGalaxy Z Fold6と比べて使い勝手はどうか
9月4日に発売されるGoogleの折りたたみスマートフォン「Pixel 9 Pro Fold」をレビューする。初代「Pixel Fold」やGalaxy Z Foldシリーズと比べ、Pixel 9 Pro Foldにはどのような特徴があるのか。ディスプレイやカメラ、2画面を生かした機能などを見ていく。
Androidに“Google AI”の新機能 OSにGeminiを統合、「かこって検索」で問題を解く機能など
米Googleが、Android向けに搭載するAI関連の新機能を発表した。特定の部分を丸で囲って検索ができる「かこって検索」を、学習に活用できるようにする。Androidに生成AIモデルの「Gemini」を統合し、アプリ上のオーバーレイ表示から、より簡単にGeminiを利用可能になる。
「Android 15 Beta 1」リリース Pixel 6以降にインストール可能
Googleは、次期もアイルOS「Android 15」の「Beta 1」をリリースした。Pixel 6以降のPixel端末にインストール可能だ。
「Android 15 Beta 2」リリース AQUOS sense8などにもインストール可能に
Android 15 Beta 2がリリースされた。「Private Space」などの新機能が追加され、「AQUOS sense8」などにインストール可能だ。


