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外ではAirPodsではなくネックバンド型イヤフォンを使う理由 愛用の逸品はコレだ(1/2 ページ)

完全ワイヤレスイヤフォンは移動中に音楽を聴くときに、必ずといっていいほど必須アイテムだった。が、そうではなくなった。一体なぜ、そう感じるのか、実体験を元に解説したい。

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 完全ワイヤレスイヤフォンは移動中に音楽を聴くときに、必ずといっていいほど必須アイテムだったが、そうではなくなった。完全ワイヤレスイヤフォンを外で使う機会が格段に減ったのだ。一体なぜ、そう感じるのか、実体験を元に解説したい。

 そもそも完全ワイヤレスイヤフォンに手を出したきっかけは「AirPods」だった。これに手を出すまでは移動中、有線イヤフォンをスマートフォンの3.5mmイヤフォンジャックに挿して使っていた。AirPodsの登場によってイヤフォンのワイヤレス化が進み、自分も有線イヤフォンにほぼ頼らなくなった。

earphone ワイヤレスイヤフォン ネックバンド
Appleが2016年に12月13日に発売した完全ワイヤレスイヤフォン「AirPods」
earphone ワイヤレスイヤフォン ネックバンド
音楽の再生/一時停止の他、ダブルタップでSiriを起動可能だ。15分の充電で3時間使用できる

 AirPods登場後、Apple Musicで楽曲のストリーミング再生を行い、ワイヤレスで音楽を楽しむことが当たり前になってしまったのだ。このワイヤレスこそがAirPods購入当初は「よし」と思っていたのだが、長年使っていくに連れて「だめ」だと気付いたのが「耳から落ちやすい」こと。

 耳から落ちやすい、というのはイヤフォンの形状によっては耳にフィットしづらく、結果として耳から外れて、落下してしまう、という意味だ。

 イヤフォンにはAirPodsのようなイヤーピースのないオープンイヤー型の製品と、サイズの異なるイヤーピースが数種類付属しているカナル型の製品が存在する。このうち、特に耳に合わず、落下する頻度が多かったのが、「AirPods(第3世代)」だ。

 耳に合わずに落ちてしまうのは仕方がないにしても、落とした度に高価な完全イヤフォンを買い直したくはない……。ほとんどの人がそう思うはずだ。そんな金額的な負担を減らすためのサービスは実際にある。

 例えば、AirPodsの紛失時には保証を受けられる。Apple Careのサービスページには「AirPods本体や充電ケースを紛失した場合は交換品をご購入いただけます。AirPodsの左右いずれか片方や充電ケースのみのご購入も可能です。お届けする交換品は新品です」とある。ただし、料金は機種によって異なるので、事前に調べておいた方がよい。

earphone ワイヤレスイヤフォン ネックバンド
AppleではAirPodsの紛失に関して保証するサービスを用意している。料金は機種によって異なる

 ソニーでは「ヘッドホン ケアプランワイド」という保証サービスで「紛失あんしんサービス」を提供している。ただし、「片方のヘッドセットをなくした場合のみが対象です。両方の紛失・クレードルの紛失はサービスの対象外です」とサービスのページに記載があり、文字通り片方の紛失しか保証されない。

earphone ワイヤレスイヤフォン ネックバンド
ソニーでは「ヘッドホン ケアプランワイド」というサービスに紛失時の保証サービスが含まれるが、左右両方のイヤフォン、それを充電するためのケースを紛失した場合は対象外だ

 こうした保証サービスがあることは完全ワイヤレスイヤフォンのユーザーとしてはうれしい。ただ、料金の負担を抑えられても、交換品のために追加料金を支払う必要がある他、メーカーによっては紛失の保証サービスがない場合があり、やはり移動中に完全ワイヤレスイヤフォンを使い続けたい、とは思えなくなった。

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