スマホでネコを撮ろう! 片手撮影で自由自在 「ポートレートモード」も生かしたい(課題あり)(1/3 ページ)
スマホはいろいろなものを撮りやすい。そこで“いろいろなもの”を撮る工夫を紹介したい。今回はネコを被写体に、いろいろと試してみよう。
スマートフォンでいろんなものを撮ってみるシリーズ。
「猫の日」(2月22日)は過ぎちゃったけど、スマホって遠くのネコを撮るには向かないけど、近くのネコを撮るにはすごく向いている。デカいレンズを付けたデジタル一眼より、小さくてコンパクトなスマホの方が警戒されないのだ。経験上、そうである。
ネコ(に限らず動物一般)を撮るときに大事なのは、ネコファーストであるってこと。ネコにストレスを与えないこと。「追わない」(追うと逃げます、当たり前)、「急に動かない」(びっくりします)、そして「ダメなら諦める」――という大前提の上で行きます。
スマホなら「片手撮り」も自由自在
ネコを撮るときの基本は、こちらも小さくなること。しゃがんで自分を小さく見せる。その方が警戒されない。そしてネコが床や地面にいたらネコの目線で撮る。はいつくばらなくてもOK。
基本は逆さ撮り。スマホを逆さに持つと、当然カメラが低い位置に来るわけで、ネコの目の高さで撮りやすいのだ。
両手で持つのがいいけど、慣れると片手でもいける。手の大きさとスマホのサイズの関係にもよるけど、わたしはいつも小指と人差し指で両側から挟んで持ち、親指でシャッターを押している。
片手で撮れれば、左手でちょっかいかけながら右手で撮ることもできる。
横位置の時もレンズが下に来るように持つといい。下は左手で持って、側面の音量ボタンを押して撮影したカットだ。右手でネコをなでながら、左手で撮れるのだ。こういうのはデジタル一眼だと大変難しい。でも、スマホなら撮れる。
ネコが近くに寄ってきたり膝に乗ったりしたら、インカメラの出番である。腕を伸ばせばネコを自撮りできる。
このときも、側面のボタンをシャッターとして使えばOK。
スマホでネコを撮るなら、スマホでしか撮れない写真を狙うべし。
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