モトローラ・モビリティ・ジャパンに北原秀文氏が社長就任 グローバル事業の知見を生かす
モトローラ・モビリティ・ジャパンが、6月1日付で北原秀文氏が代表取締役社長に就任したことを発表した。北原氏は、通信・IT業界で20年以上のキャリアを持ち、ソフトバンクグループやSprintなどでネットワーク技術やグローバル戦略などで活躍してきた。社長就任にあたり、これらの知見を生かしていく。
モトローラ・モビリティ・ジャパンが、2025年6月1日付で北原秀文氏が代表取締役社長に就任したことを発表した。
北原氏は、通信・IT業界で20年以上のキャリアを持ち、ソフトバンクグループやSprintなどでネットワーク技術やグローバル戦略などで活躍してきた。新規事業の立ち上げや、複数企業での取締役を歴任。海外戦略準備チームを立ち上げるなど、事業のグローバル化に向けて事業拡大をけん引してきた。
北原氏は社長就任にあたり、「日々進化するモバイルとITの領域で、これまでの経験を生かし、モトローラのさらなる飛躍に貢献できるよう取り組んでいく」とコメントしている。
モトローラ・モビリティ・ジャパンでは、2023年12月に仲田正一氏が代表取締役社長に就任したが、2024年10月に退任。その後は、モトローラアジア太平洋地区、エグゼクティブ ディレクターのプラシャンス マニ(Prashanth Mani)氏が兼任でモトローラ・モビリティ・ジャパンを統括していた。
モトローラは2024年に折りたたみスマートフォン「motorola razr 50」シリーズを日本に展開し、同年12月には約18年ぶりとなるドコモ向け「motorola razr 50d」も投入。2024年6月にはおサイフケータイ付きのミッドレンジ「moto g64 5G」をY!mobile向けにも投入し、国内で折りたたみスマホの導入やキャリアビジネスを拡大してきた。北原氏の社長就任で日本でのスマホビジネスをどう成長させていくのか、注目したい。
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