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「Galaxy Z Fold7」が先代より26%も薄くなったワケ Sペン非対応も、これぞ「Ultra体験」の実機を速攻チェック(3/3 ページ)

サムスン電子が、フォルダブルスマートフォンの新製品「Galaxy Z Fold7」をグローバルで発表した。7世代目となるGalaxy Z Fold7では、一気に厚さと重量をそぎ落とした。ディスプレイが大きくなり、カメラはGalaxy S25 Ultraと同等の2億画素に進化した。

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大画面を生かしてUIも改善 画像の編集前後で見比べ、文章要約のポップアップ表示も

 ソフトウェアもアップデートされており、OSには6月に配信が始まったばかりのAndroid 16を採用。サムスン電子が加えたカスタマイズにあたる「One UI」のバージョンも「8」になった。Galaxy AIにも対応しており、Galaxy Z Fold7では、より大画面を生かせる形でのバージョンアップが加えられている。

Galaxy Z Fold7
時間帯に応じて必要な情報をまとめる「Now Briefing」に対応

 例えば、画像編集でGalaxy AIを使い、消しゴムを使って被写体の一部を消したり、角度を調整して足りない部分を生成AIで補ったりした場合、これまでは編集後の画像しか表示されなかったが、Galaxy Z Fold7では、編集前、編集後両方の画像を表示できる。これによって、どのような編集を加えたかを見比べることが可能になった。

Galaxy Z Fold7
大画面を生かし、編集前、編集後の変化を一目で見られるようになった
Galaxy Z Fold7
消しゴム機能は自動で提案される

 また、Galaxy AIで文章を要約したり、書き直しを加えたりした結果を、画面分割やポップアップしたウィンドウで表示できるようになった。ゲーム中に、「かこって検索」でキャラクターを調べて、その結果をポップアップウィンドウで表示するといった使い方も可能。それぞれは新機能ではないが、画面サイズに合わせてユーザーインタフェースを見直した格好だ。

Galaxy Z Fold7
英語のサイトをGalaxy AIで翻訳し、さらにその要約を表示させた。要約がポップアップで表示されているのは、このモデルからの新機能だ
Galaxy Z Fold7
ゲーム中にかこって検索を使い、その結果をポップアップのウィンドウに表示させているところ

 その他の主なスペックは次の通り。プロセッサには、Qualcommの「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」を採用。ディスプレイのリフレッシュレートは1Hzから120Hzに可変する。サイズは、開いたときが143.2×158.4×4.2mm、閉じたときが72.8×158.4×8.9mm。重量は215g。メモリ(RAM)は12GBだが、ストレージが1TBのモデルのみ、16GBを内蔵する。

 バッテリーは4400mAhで、Galaxy Z Fold6から据え置き。防水性能はIPX8、防塵(じん)性能はIP4Xで、この点も前モデルを継承している。Wi-FiはWi-Fi 7に対応。OSのアップデートおよびセキュリティアップデートは7年間保証される。カラーはブルー シャドウ、シルバー シャドウ、ジェットブラック、ミントの3色で、ミントのみSamsungオンラインショップ限定カラーとなる。

Galaxy Z Fold7
左から、ジェットブラック、ブルー シャドウ、シルバー シャドウ
Galaxy Z Fold7
オンライン限定のミント

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