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ドコモの「arrows Alpha」8月28日発売 一括8万9540円、2年間で実質3万360円

NTTドコモが、FCNT製のスマートフォン「arrows Alpha」を、8月28日に発売する。ドコモオンラインショップでの一括価格は8万9540円。6月に公言していた「8万円台を目指す」という公約を守った。

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 NTTドコモが、FCNT製のスマートフォン「arrows Alpha」を、8月28日に発売する。発売に先立ち、8月26日10時から予約を受け付ける。

 ドコモオンラインショップでの一括価格は8万9540円(税込み、以下同)。購入プログラムの「いつでもカエドキプログラム」を利用すると、2573円×23回の支払いになり、支払い24回目の残価は3万360円となる。23カ月目に本体を返却すると、残価の支払いが免除されるので、2年間の実質負担額は5万9180円になる。

arrows Alpha
arrows Alphaのブラック
arrows Alpha
arrows Alphaのホワイト
arrows Alpha
ドコモオンラインショップでの価格

 FCNTは、近年のハイエンドスマートフォンが「高すぎる」問題に対応すべく、オープン市場向けのarrows Alphaでは8万円台を目指すことを6月の発表会で公言していた。これは、スマートフォン買い替えの2サイクル前(8年前)である2017年は、ハイエンドスマートフォンの価格帯が10万円台だったため。FCNTは「手に届くハイエンド」の実現に重きを置いてきた。

 大手キャリアの場合、一括価格を高めに設定して、実質負担額を安くする傾向にあるが、ドコモ向けのarrows Alphaでも一括8万円台を実現し、オープン市場向けモデルと同様の価格帯になった。さらに、ドコモオンラインショップでは、arrows Alphaを事前予約した上で2025年10月31日までに購入・応募すると、dポイントを5000ポイント還元するキャンペーンを実施している。

arrows Alpha
オープン市場向けのarrows Alphaでは8万円台を目指していたが、ドコモ向けモデルも同じ価格帯となった

 arrows Alphaは、プロセッサにMediaTekの「Dimensity 8350 Extreme」を採用し、ストレージは512GB、メインメモリは12GBを備える。ディスプレイは6.44型のSuper HD(1200×2670ピクセル)有機ELを搭載し、最大144Hzのリフレッシュレートを確保している。米国国防総省の調達基準であるMIL規格23項目に準拠して、1.5メートルの高さからコンクリートに落下させても画面が割れにくい構造としている。

 アウトカメラは約5030万画素の広角と、約4990万画素の超広角で構成され、広角カメラには1/1.56型のソニー製センサー「LYTIA・LYT-700C」を採用した。arrowsの最適な設定をアシストしてくれる「arrows AI」も搭載している。arrows AIは2025年秋冬をめどに、スマートフォンが受信したLINEなどの通知をAIが要約して伝えてくれるようになる。

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