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膨張/劣化したリチウムイオン電池を回収する専門サービス、関東中心に開始
信太商店は、膨張/劣化したリチウムイオン電池を回収する専門サービスを開始。個人宅から法人、自治体まで幅広く対応し、回収料金は1kg未満は1台あたり、1kg以上は1kgあたりで1100円(税込み)+地域別回収費用となる。
信太商店は、8月20日に膨張/劣化したリチウムイオン電池を回収する専門サービスを開始した。金額は全て税込み。
個人宅から法人、自治体まで幅広く対応し、状況に応じた回収プランを提案。リチウムイオン電池、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー、モバイルバッテリーが回収可能で、一部の対象エリアのみ鉛蓄電池、乾電池、ボタン電池も受け付ける。公式サイト、電話、公式LINEから申し込める。
対象エリアは東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、静岡県、山梨県。回収料金は1kg未満の場合は1台あたり1100円、1kg以上は1kgあたり1100円で、別途地域別回収費用がかかる。各回収エリアの料金例は、渋谷区は2000円、中野区、台東区、港区、目黒区、新宿区、豊島区は3000円、その他23区は5000円。
リチウムイオン電池の回収時、同社は発火リスクに備えた「防爆バッグ」で安全な対面回収を行う。利用者が持ち込む場合は防爆バッグのレンタルサービスも利用できる。
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