サムスン電子の折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold7」と「Galaxy Z Flip7」を撮り比べ Galaxyらしい写りに“折りたたみ”のメリットをプラス:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)
サムスン電子の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold7」「Galaxy Z Flip7」がリリースされて少し経過した。
閉じて撮るか開いて撮るかのGalaxy Z Fold7
Galaxy Z Fold7は、カバーディスプレイだけでもスマホとして普通に使える。だから、カメラとして使う場合も閉じたままでOK。
開いて撮ると、その分画面はドカッと大きくなるけれど、開く手間がかかるし、大きいと構えづらい。
では、ここからはアウトカメラの話。今までのGalaxy Z Foldシリーズは、Galaxyスマホとしては最も高価でありながら、カメラのスペックはGalaxy SシリーズのUltraモデルに一歩譲っていた。
今回はそこがちょっと近づいた。さすがに5x望遠カメラは未搭載だけどね。
Galaxy Z Fold7のアウトカメラが、先代と比べてレベルアップしたポイントは大きく2つある。
1つは超広角カメラだ。パッと見では変わりないが、先代よりセンサーサイズが少し大きくなり、「Galaxy S25」と同等になった。
もう1つは、メインカメラとなる広角カメラだ。こちらも先代からランクアップし、1/1.3型と大きなサイズの2億画素センサーを搭載している。これはGalaxy S25 Ultraと同じだ。
ガスタンクを撮ってみよう
では、いつもの感じでざっくりとガスタンクを撮っていこう。
一方、広角カメラ比で3倍相当の3x望遠カメラは、残念ながら先代から据え置きとなる。1/3.9型センサーの小さなカメラで、画素数も1000万画素止まりだ。
ちなみにデジタルズームは最大で30倍(30x)だけど、ちょっと無理があるかな。これは望遠カメラのセンサーサイズが小さくて画素数が少ないことも影響しているのだけど、デジタルズームの画質はもうちょっと上げてほしい。各社共に、どんどんデジタルズームの画質が向上しているだけに残念だ。
望遠撮影重視なら、Galaxy S25 Ultraだな。
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で、実際にあれこれ撮っていると、普段の撮影はカバーディスプレイしか使ってなかったことに気付く。もはやそっちがメインじゃないかというくらい。
では、撮った写真をあれこれ。
続いて、ディスプレイを開いて撮ったカットを見ていこう。
カバーディスプレイにプレビューを表示させれば、撮られる方も自分がどう写っているか確認できていいのだ。カバーディスプレイ搭載機ならではの体験だ。
開いた状態でカバーディスプレイ側に制御を移すと、大画面の自撮りモードになる。その方がインカメラより画質がいいし、超広角カメラも使える。というわけで、超広角自撮りをしてもらった。
少しだけ折って立ててやると、こんな自撮りもできる。
最後は、半分に折ってローアングル撮影をしてみた。この体勢でローアングル撮影できるのは良いし、ちょっとした場所に置いてカメラ固定で動画をとるのにもいい。
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