ソニーがミッドレンジ「Xperia 10 VIII」発表 決済/ポイントアプリが即座に立ち上がる新機能、デザインに変化も
ソニーは決済機能を強化したミッドレンジスマートフォン「Xperia 10 VIII」をグローバルで発表した。電源ボタンを2回押すと決済アプリが立ち上がる機能を備えており、日常の支払いを円滑にする。夜景がきれいに撮れるカメラや音圧を向上したスピーカーも備えており機能が充実している。
ソニーは、スマートフォンのミッドレンジモデルとして「Xperia 10 VIII」をグローバルで発表した。日常使いをより快適にすることを目指して開発。決済系の新機能を搭載した。先代モデルからデザインを継承しており、ボディーサイズは約72(幅)×153(高さ)×8.3(厚さ)mm、重量は168gと軽量だ。
スマートフォンの電源ボタンを活用した支払いを快適にする新機能
本機種には、毎日の支払いやポイント獲得を快適にする新機能「Point & Payメニュー」を搭載した。側面にある電源ボタンを2回押すだけで、登録した決済やポイントアプリを画面を見ずに素早く起動できる。大きなアイコン表示で直感的な選択が可能だ。複数の決済やポイントアプリを登録して一覧表示でき、レジ前で焦ることなく切り替えて支払える。
さらに最大6GBの仮想メモリを搭載した。物理メモリの8GBメモリと合わせて、アプリの切り替えや起動を高速化し、もたつきのない動作を提供するという。
また、画面を見ずにカメラアプリを即時に起動できる「即撮りボタン(シャッター)」も引き続き備えている。撮りたい瞬間を逃さずに、本体を持ち替えずにすぐ撮影できる。
大型センサーとRAWマルチフレームプロセッシング技術で夜景をきれいに撮影可能
アウトカメラは2つのレンズで、16mmの1300万画素、24mmの5000万画素、光学2倍相当のズーム撮影ができる48mmの1200万画素の3つの画角に対応する。暗い場所でも明るく描写できる大型イメージセンサーを搭載した。高度な重ね合わせ処理を行うRAWマルチフレームプロセッシング技術を採用し、2023年発売の上位スマートフォン「Xperia 5 V」に迫る美しい夜景表現が可能だ。これにより暗所でもノイズを抑え、被写体を極めて鮮明に写し出す。インカメラは800万画素だ。動画編集アプリ「Video Creator」により動画編集も簡単に行える。
直射日光の下でも高い視認性と滑らかな動きを誇る有機ELディスプレイ
ディスプレイには、6.1型でアスペクト比19.5:9のフルHD+有機ELを採用した。リフレッシュレートは120Hzに対応し、スクロール操作などを滑らかに行える。輝度は先代「Xperia 10 VII」と比較して50%向上した。まぶしい屋外や太陽光が直接当たる高照度環境下でも高い視認性を確保する。
また、周囲の明るさに合わせて画面の表示色を自動調整する機能を備えた。地図の確認や屋外での撮影時に生じるストレスを軽減し、鮮やかで美しい映像をあらゆるシーンで提供する。前面には、優れた耐久性を誇る「Corning Gorilla Glass Victus 2」を採用し、傷や衝撃から画面を保護する。
低音域の音圧が大幅に向上し、深みのあるサウンドに
音響面では、前面に配置したフロントステレオスピーカーが進化を遂げた。横持ち時の右側、縦持ち時のボトム側のスピーカーユニットを刷新している。磁石個数を増やして駆動力を高め、振動板の最大振幅量を従来の約2倍に引き上げた。全体の音量は前機種比で約15%向上している。100Hzから400Hzまでの低音域における音圧が向上し、低音をさらに聞こえやすくした。スピーカーの音の聞こえ方のバランスについては、スピーカーユニットの刷新に伴ってチューニングを最適化した。
ワイヤレス接続における進化点もある。ソニーのフラグシップ完全ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM6」と組み合わせた際、混雑した環境や情報量の多いハイレゾ相当の高音質コーデック「LDAC」使用時であっても、音飛びがほとんどない接続安定性を発揮する。
これは、Xperia 10 VIII側の強い送信出力と、WF-1000XM6側の大幅に向上した受信感度という、ソニー製品同士の強力な連携によって実現している。
有線イヤフォン接続用の3.5mmオーディオジャックも搭載している。圧縮音源をハイレゾ相当に変換する「DSEE Ultimate」なども備えている。
透明感のある見た目に プロセッサはSnapdragon 6 Gen 3
本体デザインには、半透明の素材を重ね合わせた「Translucent Layer」をコンセプトに採用した。角度によってはガラスが何層かに重なったような見え方でレイヤー感のある見た目となっている。加えて、軽やかで透明感のある背面パネルやカメラ部分が特徴だ。
カラーバリエーションは、フロストグレー、フローズンホワイト、ミスティライラックの3色をそろえる。印象としては違っているが、ディスプレイサイズやボタンの配置などは共通しているところが多く、遠目で分かる先代との大きな違いはない。
プロセッサには「Snapdragon 6 Gen 3 Mobile Platform」を採用した。5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、2日間の持ち時間を実現するとともに長寿命設計を施している。これにより、1日1回の充電を繰り返しても4年後に80%のバッテリー容量を維持する。さらに、最大4回のOSバージョンアップと、6年間のセキュリティアップデートに対応した。
Googleの最新AI機能として、「Gemini」や「かこって検索」などの便利な機能をすぐに使用できる。
この他、ソニーはXperia 10 VIIIを縦向きにしても横向きにしてもスタンドとして機能する、ソニー純正のケースを用意する。
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