スカパー!のFTTH放送、「OPCAS」がスタート
スカイパーフェクト・コミュニケーションズの100%子会社であるオプティキャストは2月25日、光ファイバーを使った多チャンネル放送事業を開始した。新サービスの名称は「スカパー!対応 光ファイバーTV OPCAS」(オプキャス)。同日、Webサイトとカスタマーサポート窓口を開設している。
オプキャスは、NTT東日本が提供する「映像通信網サービス」を利用して、スカイパーフェクTV!、地上デジタル放送、地上アナログ放送、BSデジタル放送、FMラジオなど主要な放送を同時再送信するサービスだ。総務省に登録申請していた電気通信役務利用放送法に基づく役務利用事業者(有線)の登録が25日に完了したため、事業を正式にスタートした。
当初は集合住宅を対象としており、中央区日本橋にある既築マンションがサービス第1号となった。「これまで、スカパー!やBSデジタル放送をマンションの共聴施設で受信するためには、同軸ケーブルを2本敷設する必要があった。オプキャスでは、1本の光ファイバーでこれらを伝送できるため、初期コストを大幅に削減できる」(同社)。なお、現在は光波長多重技術を使用せず、1本の光ファイバーを放送サービス専用に敷設する方式となっている。
月額料金は、映像回線の費用(映像通信網サービスの料金)としてマンション1棟あたり月額1万8000円。配信設備利用料が1世帯あたり390円。これらは、マンション管理費用として一括徴収される。スカパー!を利用するには、別途加入料の2800円と基本料金の月額390円が必要だ。ただし、既にスカパー!に加入しているユーザーが移行する場合に加入料は発生しない。
現在のサービスエリアは東京23区にある4つのHE(ヘッドエンド)のみだが、来年3月末までに東京23区全域へとサービスエリアを拡大する方針だ。なお、光ファイバー経由のスカパー!加入者数は「2008年3月時点で50万件以上と見込んでいる」としている。
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