PeopleSoft CEO、前言翻してOracle提案の影響認める
米PeopleSoftのクレイグ・コンウェイCEOは6カ月前、好調な四半期を締めくくるに当たり、OracleによるPeopleSoft買収提案は死んだも同然であり、売り上げには何の影響も出ていないと力説していた。しかし4月22日発表した第1四半期決算はあまり振るわず、コンウェイ氏は前言を翻してOracleが買収提案を長引かせているせいで売り上げに減少や遅れが生じていると非難した。
コンウェイ氏は決算発表の電話会見で「(Oracleが身を引けば)保留または延期になっていた契約が解き放たれる。ダムの放水のような状態になるだろう」と語った。
この見方は、コンウェイ氏が10月の決算発表の際に行ったコメントとは裏腹だ。
この時の会見で同氏は「Oracleに身を引いてもらう必要があると顧客は考えているかもしれないが、私はどちらにしても、これは問題にはならないと考える。当社が加速することにも、減速することにもならないと思う。第3四半期を乗り切った今、顧客の大部分は、苦境は終ったと感じているだろう」と述べていた。
同社第1四半期の売上高はアナリスト予測に届かなかったが、同社の業績がアナリスト予測を下回ったのは、Oracleが昨年6月に買収提案を発表して以来初めて。買収問題が片付くまで契約を控えている顧客は何社あるのかとの質問もアナリストから出たが、コンウェイ氏はこの数字を公表しなかった。
ケビン・パーカーCFOによれば、PeopleSoftはOracle提案を阻止するためにこれまでに5500万ドルを投じており、次の四半期にはさらに1000万~1200万ドルを費やす計画。次の四半期でPeopleSoftは初めて、アナリストが同社業績評価の根拠としている「実質」計算のための除外対象項目に、Oracle対策のコストも含める。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
8
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
9
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR