データセンター言語「DCML」近くデビュー
データセンター自動化の基盤となる管理仕様が、推進派の手によって間もなく登場する見通しだ。しかし、支持を表明していない大手ベンダーも多く、この取り組みに対しては疑問の声も上がっている。
この仕様「Data Center Markup Language(DCML)Framework Specification 1.0」は、支持企業の筆頭であるComputer Associates International(CA)が米ラスベガスで5月23~27日開催の年次カンファレンスcaworldで登場する予定。
XMLをベースにするDCMLは、データセンター構成要素のインベントリを明らかにし、各要素がどのように相互作用するかを規定。これら要素合体のための各種ポリシーを定義する。DCMLはサーバからネットワーク機器、アプリケーションからインフラソフトまで、データセンター構成要素をくまなくカバーする(2003年10月15日の記事参照)。
DCMLを支持するベンダーは、BMC Software、EDS、Mercury Interactive、Opswareなど。ユーザーとしてはFirst Data、Lehman Brothers Holdings、米国勢調査局などが支持を表明している。
しかし、データセンターの新たな枠組みを導入する上で要となる、主要製品サプライヤーの一部から支持を得られていない。Dell、Hewlett-Packard(HP)、IBM、Microsoft、Sun Microsystemsなどは、この取り組みを重視しておらず、IBMは、別に独自の取り組みを進めている。こうしたことから、一部では、今後、それぞれの取り組みがどのようにふるいにかけられるかを静観する必要があるとの見方も生まれている。
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