RIAAの個人名公開要求、最高裁で門前払い
エンターテインメント業界にファイル交換ユーザー召喚の権利があるかどうか、および通信会社が新興の競合企業に対してネットワークを公開する必要があるかどうかをめぐる裁判が、米最高裁でいずれも門前払いされた。
Verizon Internet Services対全米レコード協会(RIAA)の訴訟では、VerizonなどISPのネットワーク上で著作権付きのファイル交換を行っていたと目される人物の氏名開示を許可するよう、RIAAが求めていた。一審ではRIAA勝訴の判決が出たが、控訴裁でその判断が覆され、RIAAは被告名を特定しないまま提訴する「John Doe」形式でのファイル交換ユーザー提訴を強いられている。
「今回の決定は、著作権者とその代理人、あるいは著作権者を装ったなりすましやストーカーが、裁判所に1ページの書類を提出するだけでインターネットユーザーについての個人情報を入手できてしまうのは認められないということだ」。Verizon副社長のサラ・ドイチュ氏はこのような談話を発表した。
一方、電話会社のネットワーク開放をめぐる裁判の上告も、この日最高裁で却下された。
Verizon CommunicationsやQwest Communicationsなどのベル系電話会社は米連邦通信委員会(FCC)の規制によって、将来的な競争相手となり得る電話会社へのネットワーク開放を義務付けられていたが、控訴裁でこの規制が無効と判断され、AT&Tなどの長距離電話会社と州当局がその判断を不服として上告していた。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
10
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR