IDC Japan、国内サーバ市場予測を上方修正

 IDC Japanは10月19日、国内サーバ市場規模に関して2004~2008年の最新予測を発表した。これは、2004年上半期(1~6月)の出荷実績と市場動向にもとづいて、従来の予測を見直したもの。

 同発表によれば、2004年の国内サーバ市場規模は前年比2.8%減の6994億円となる見込みで、当初の見方よりも既存サーバの更新需要が旺盛であることを考慮し、2004年3月時点の予測から成長率を3.7ポイント上方修正したという。また、2004年の総出荷台数は、前年比14.1%増の49万8000台と予測している。

 ただし、製品別で見た場合、高額製品から低価格製品への需要シフトが継続するため、x86サーバはプラス成長、RISCサーバとメインフレームはマイナス成長となる見込みだ。

 また、同社の中期予測によれば、2008年の国内サーバ市場規模は5459億円になり、2003~2008年まで5年間の年間平均成長率はマイナス5.4%と算出している。

 同社リサーチマネージャーの中村正弘氏は、「2004年と2005年は短期的な要因で減少率が小さくなる見込みだが、x86サーバはプラス成長、RISCサーバとメインフレームはマイナス成長という基本的なトレンドは、この先も変わらない。またx86サーバは、ここにきて平均単価の下落が加速している。今後もx86サーバは、単価の下落が継続し、出荷台数は増えても出荷金額は伸び悩む見込みだ。長期的に見ても、国内サーバ市場をプラス成長に反転させるだけの力はないだろう」と分析する。

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