米国のIT運用業務、20年で半数が消滅の可能性――Gartner予想
データセンター技術の進展により、米国内のIT運用業務のうち最大で50%が向こう20年で消滅するかもしれないとの予想をGartnerの研究者が公表した。
製造業界では過去数十年でオートメーションの進展に伴って職が減少しているが、これと似た状況にIT就労者も直面すると、ガートナーのアナリスト、ドナ・スコット氏は予想。同様に、ITインフラ、アプリケーション、プロセスの標準化によって生産性が向上、要求されるスキルは大きく様変わりすると話している。
Gartnerが「リアルタイムインフラ」と呼ぶこの変化には、サービス指向アーキテクチャ、コミュニケーション障壁の解消、事業の優先度に応じたダイナミックなITの配置が含まれる。これを実現する技術は、知能が高くサービスの自動割り当てと自己修復機能を持つため、人間の介在をそれほど必要としない。
スコット氏はGartnerがラスベガスで開いた年次データセンターカンファレンスで講演した。同氏によれば、システム管理、問題対応、変更管理といったIT運用業務は現在、IT部門の人件費の約55%を占めているが、自動化が進展すれば、IT運用はもっと工場に近いものになると予想。ITアーキテクチャのスキルを持った人材や企業/顧客関係の知識を持った人材のニーズが高まり、例えばIT人件費に占めるプロジェクト管理の割合が上昇すると見ている。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
6
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
10
Apple、M6搭載の14インチ「MacBook Pro」発表 AI性能向上、33万9800円から
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR