「製品パッケージ」の謎に迫る(3/4 ページ)
中味の素材も変わる
――梱包のやり方なんかも、商品企画の方からのアプローチがあるんですか?
亀井 ええ、中味の方もパルプモールドを使って綺麗に整理されましたので、それに合わせて新しく紙製のフォルダを作りました。同梱のチラシとかCD-ROMやマニュアルなどをすべてこのフォルダでまとめることで、取りだしたときにバサバサっと散らからないようにと。また、本棚にそのまましまって頂けるといいなという思いもあります。
森 最近は商品を包むのに、綿100%の布の袋を使い始めています。以前は「ミラマット」っていう、発泡したポリエチレンシートばっかり使ってましたけど、これからバリエーションを増やそうと。
亀井 これはもともと白いデジカメ用のパッケージということで、中味も開けたら白いという演出を考えて、企画から希望したものだったんです。
――布ってコスト的にどうなんですか?
森 ちょっと高いですね。ですが包装のコストって、最終的には数がまとまるかまとまらないかなんですよ。ミラマットはすべての製品で使っていたので、極限までコストダウンできていたんです。新しい素材は最初高いんですけど、使い出せばまた下がっていきます。コストやキズの保護、そして環境などを考えれば、布はいいチョイスだったと思います。
――やっぱり環境への配慮は欠かせないですよね?
森 包装材は捨てるものという考えから、社会的にも環境への配慮としてはワンランク厳しくなっていますね。商品そのものに対しては、これからといったところです。
――例えばケーブルをまとめる「ビニタイ」なんかも、捨てるのに困りますよね?
森 そうですね。これも針金が入っていて危険という面もあります。うちでも針金レスの留め具の導入をいくらか進めていますけど、まだ完全ではないですね。
――1つの製品でも、ケーブルによってビニタイの種類が微妙に違いますよね。
神保 まあこれは、いろんなケーブルを各国から輸入しているという事情もあるんです。もちろん環境面からなんでも輸入できるわけではありませんから、こちらでも留め具の材質までチェックしています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
3
JALの予約システムに不正アクセス 約9万人分の予約情報が漏えい 一部ではパスポート番号も
-
4
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
5
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
6
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
7
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
8
【復旧】auで大規模障害 全国で通話・データ通信しづらい状態 緊急通報にも影響
-
9
Anthropic、独自の“創薬活動”に着手 社員1人のバイオ企業を買収、小児難病の治療薬研究を進める
-
10
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR