中国は「ゾンビ」PC大国――CipherTrust調査

 世界で1日平均15万7000台のマシンが「ゾンビ」化され、その2割以上は中国が占める――。メッセージングセキュリティ企業のCipherTrustが4月20日、こんな調査結果を発表した。

 ゾンビは通常、ユーザーが知らないうちにウイルスやワームに感染し、外部からの指示でサービス妨害(DoS)攻撃やスパム、フィッシング詐欺メール送信などに利用できる状態になっているマシンのこと。

 CipherTrustが提供しているメッセージングセキュリティアプライアンス「IronMail」を使って3月から4月前半にかけ、各国の企業から収集したメールを分析した。その結果、1日当たり平均15万7000台のゾンビが新たに発見され、うち20%強を中国が占めていた。

 「新しいゾンビの数と中国が占める割合の多さには愕然とするが、中国での新規インターネットユーザーの数を考えると必ずしも驚くには当たらない。世界各地で防御されていないコンピュータは、インターネットに接続してものの数分で攻撃の標的になってしまう」。CipherTrustのポール・ジャッジCTOはこう解説する。

 スパムメールの分析では、約56.77%が米国から発信されていることが判明。米国を発信源とするメールは昨年6~7月の86%に比べると減少したが、それでも他国に比べると圧倒的に多い。2位は韓国で15.67%を占め、過去8カ月で12.67%増加した。

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