キヤノン、DIGIC IIで高速化したコンパクトフォトプリンタ「SELPHY CP600」
キヤノンは5月18日、デジカメ写真の印刷に特化したコンパクトプリンタ「SELPHY」の新製品としてバッテリー駆動も可能なモバイルタイプ「SELPHY CP600」を発表した。6月2日より発売される予定で価格はオープン。実売価格は3万円を切る程度になる見込み。
新製品は同社が2004年9月に発表したCP400やCP500と同じく、イエロー/マゼンタ/シアンの各色を256階調で印刷できる昇華型熱転写方式を採用する。映像処理エンジン「DIGIC II」を搭載することによって、印字速度と画像処理の高速化を図った。
印刷速度はL版サイズならば1枚あたり約54秒、はがきサイズならば1枚あたり63秒となったほか、DIGIC IIが画像の処理とプリンタヘッドの熱制御を行うため、撮影した画像を「人が美しいと感じる色」「最適な色と明るさ」で印刷することが可能になったという。具体的には露出アンダーやフラッシュの光量不足、逆光などの補正を行うことができる(上記速度はPictBridge接続時。DIGIC IIによる補正もPictBridge接続時のみに有効)。
PictBridge接続時の改良点はほかにもあり、ワイドサイズの全面プリントもPCなしで可能になったほか、ファイル名プリント、レイアウトプリントもワイドサイズ用紙に行えるようになった。プリントビームにも対応しており、IrDA機能を持ったカメラ付き携帯電話から直接ワイヤレスで印刷を行える。
本体サイズは178(幅)×58.5(高さ)×131(奥行き)ミリ、約875グラム。解像度は300×300dpiで、インタフェースとしてUSBとIrDAを備える。新たに用意されたバッテリー「NB-CP2L」を装着することによって外出先でも印刷可能となっており、NB-CP2L装着時には約36枚の印刷が行える。
使用できる用紙は、Lサイズ用標準紙、カードサイズ用標準紙、ポストカードサイズ用標準紙、ワイドサイズ用標準紙、カードサイズ用全面シール紙、カードサイズ用8分割シール紙。インクは専用カセットを使用する。
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