レビュー
大型液晶を搭載した最軽量デジ一眼――PENTAX「*ist DL」(2/4 ページ)
世界最軽量のコンパクトボディ
ファインダーをミラーに換えたことで、ボディは*ist DSよりも35グラム軽くなり、重量は約470グラムとなった。これはキヤノン「EOS Kiss Digital N」の約485グラムを抜いて、デジタル一眼レフ機として世界最軽量だという。
外形寸法は*ist DSとほぼ同じで、ボディのデザインにもほとんど差はない。小型ながらホールド性に優れたグリップ、35ミリ判換算で28ミリの焦点距離をカバーする内蔵ストロボ、SDメモリーカードのスロットなどを受け継ぐ。
電源の仕様もこれまでと変わらず、CR-V3リチウム電池2本、もしくは単三形のリチウム電池やニッケル水素電池、アルカリ電池4本に対応する。CR-V3使用時のCIPA準拠の電池寿命は、ストロボ発光なしで約850枚と十分なレベル。充電の手間がかからないことは、他社モデルに勝るメリットだ。
アクセサリーとしては、外部ストロボのほか、リモコンやケーブルスイッチ、ACアダプターなどが用意される。フォーカシングスクリーンの交換や、バッテリーグリップの使用には非対応となる。
シンプルにまとまった操作性
機能面は、低価格化のためかスペックダウンした部分がいくつかある。例えばAFは、ist DSの11点測距から、ist DLでは3点測距へと簡略化した。メニューの設定から、中央1点測距と3点ワイドの測距の切り替えはできるが、AF合焦時にファインダー内の測距点が点灯するスーパーインポーズ機能も省かれてしまった。
連写のスピードは、*ist DSと同じく秒間2.8コマだが、連続して撮れる枚数はやや減り、JPEG最高画質では8コマから5コマに、RAWモードでは5コマから3コマにダウンしている。
逆に*ist DSから進化した機能としては、従来はピクチャーモードの「動体」を選んだ場合のみに機能したコンティニュアスAFが、プログラムAEや絞り優先AE、シャッター優先AEなどの他のモードでも選択可能になったことが挙げられる。また、従来はカスタムメニューから設定していたISO感度のオート設定が、通常のISO感度メニューからスムーズに選べるように改良された。
これら以外の機能は、*ist DSをそのまま継承する。撮影モードは、P(プログラムAE)、Tv(シャッター優先AE)、Av(絞り優先AE)、M(マニュアル露出)のほかに、いわゆるシーンモードに相当するピクチャーモードとして、「人物」や「風景」、「マクロ」、「動体」などの7シーンを用意する。シーン選択を自動で行う独自のオートピクチャーモードもある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
4
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
5
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
6
GMO、攻撃者による情報公開を確認 顧客データ含むか調査中 追加の見舞金も検討
-
7
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
8
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
9
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
10
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR