TOEICが来年リニューアル カナダや豪州英語の聞き取りも
英語検定試験「TOEIC」が、来年5月にリニューアルする。問題文を一部長文化するほか、誤文訂正問題をなくすなどして実用性を高める。リスニング問題は、アメリカ発音に加えて英国やオーストラリアの発音も採用する。難易度や試験時間、問題数は変わらない。
一般申し込みで受験する公開テストは、来年5月28日に実施する第122回から新テストに変わる。企業や学校など団体向け試験のリニューアルは2007年度以降になる。
新試験では、リスニング問題の一部を長文化する。会話聞き取り問題はこれまで、短文1文×30問だったが、文章を長めにし、1文当たりの設問を3問(10文×3問)に増やす。テストを開発している米国Educational Testing Service(ETS)のトリナ・デュークさんは「現実生活により近いシチュエーションの試験になる」としている。
写真を正しく説明している文章を選ぶリスニング問題は、20問から10問に減らす。理由は「現実生活で、写真の解説文を選ぶような機会はまずない」(デュークさん)ため。
リスニング問題の発音はこれまでアメリカ英語のみだったが、イギリス、カナダ、オーストラリア・ニュージーランド発音の問題も出す。
リーディングでは新たに、長文中の複数の空所に単語を補充する問題を追加する。読解問題も一部長文化するほか、2種類の文章の関係を類推する問題を追加する。誤文訂正問題はなくす。
ETSは、新テストに対応した公式問題集を今年12月に発売予定。新テストのサンプル問題はWebサイトで公開している。
TOEICは、1979年に日本が発案した択一式の英語検定試験で、ETSが問題を作成し、国内では国際ビジネスコミュニケーション協会が運営している。リスニング(45分、495点満点)とリーディング(75分、495点満点)の2パート合計で990点満点。世界60カ国で年間340万人が受験している。昨年の国内受験者数は143万人。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR