LifeStyle Weekly Access Top10
謎の会社「アイチューンズ株式会社」
突如として登場した感のある「アイチューンズ株式会社」。アップルコンピュータにしても「詳細は分からない」という謎(?)の会社だが、代表取締役として挙げられている「エドュアルド・クー」なる人物の名前から、少しだけその姿が透けて見える。
エドュアルド・クー氏のスペルは「Eddie(Eddy) Cue」。米Apple Computerのアプリケーション担当バイスプレジデントだ。アプリケーション担当といっても、iLifeやiTunesといったソフトウェアではなく、もっと広義のアプリケーション――同氏の場合には音楽配信ビジネスに関する分野――を担当して精力的な活動を続けているようだ。
2004年10月に米iTMSの販売楽曲が1億5000万曲を突破した際に出されたプレスリリースの中で、Cue氏は「(ダウンロード曲数が1億5000万曲を越えたことは)オンライン音楽ビジネスにおける新たなマイルストーンだ」と述べており、米Microsoftが「MSN Music」を開始したときには、「最も大きな問題は、(MSN Musicから)ダウンロードした楽曲をiPodで再生できないことだ」と挑発的なコメントを残している。
米Apple ComputerのバイスプレジデントであるCue氏が代表取締役に就任したということは、アイチューンズが銀座などのアップルストアと同様、米国直轄の組織であることを意味する。つまり、アイチューンズと日本法人のアップルコンピュータは、「Apple」という1つのグループに属するだけで、直接の関係を持たないのだ。アップルコンピュータが「詳細を知らない」というのもうなずける。
日本で展開するアップルストアは、このように米Appleの手で運営されているが十分な成功を収めている。アップルコンピュータとアップルストアが共同でイベントを行うということも珍しくなく、ユーザからは「日本のアップルストア」として認識されている。新たに米Appleの主導で業務を開始するアイチューンズは、アップルストアと同様に「日本のiTMS」として成功を収めることができるだろうか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
6
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR