レビュー
冒険心をくすぐるデジ一眼ライブビュー撮影――オリンパス「E-330」(1/5 ページ)
液晶モニターを見ながら撮影するのは、今のコンパクトデジカメではごく普通のことだ。光学ファインダーや液晶ビューファインダーをのぞいて撮るよりも、画面を客観的な気持ちで見られるし、自由なアングルから撮りやすい。
カメラが身体から離れるため、手ブレが生じやすいことや、晴天屋外では画面が見えにくいなどのデメリットはあるものの、個人的にはコンパクトデジカメでは90%以上の割合で液晶撮影を多用している。
しかし、レンズ交換ができるデジタル一眼レフ機では、これまで液晶撮影ができる機種はなかった。富士写真フイルム「FinePix S3Pro」やキヤノン「EOS 20Da」のように、画面のライブビュー表示を実現した機種は一部にはあったが、表示がモノクロだったり、表示時間に制限がある上、ライブビューを見ながらシャッターを切ることはできなかった。
オリンパスの新製品「E-330」は、レンズ交換式のAFデジタル一眼レフ機としては世界で初めてフルタイムライブビューを可能にした画期的なモデル。さっそくライブビューの使い勝手をチェックしてみよう。なお、作例は量産試作機によるものだ。
世界初のフルタイムライブビュー
E-330のライブビューは、従来モデル「E-300」で培ったサイドスイングミラーとポロミラー式の光学ファインダーをベースにし、2つのセンサーを内蔵することで実現している。ライブビュー専用センサーの1/2.5型500万画素CCDと、ライブビューと撮影の両方に使える4/3型750万画素Live MOSセンサーだ。
前者を使うモードが「フルタイムライブビュー」(Aモード)で、後者を使うモードを「マクロライブビュー」(Bモード)という。ボディ背面のボタンタッチでライブビューがオンになり、切替ボタンでこの2モードを選択できる。
まずフルタイムライブビューを選んだ場合は、文字通り、レンズを通した画面が液晶モニターに常時表示され、その表示を見ながら構図を決め、撮影ができる。仕組みは、レンズから入った光が内部のミラーに反射して、従来機E-300と同じく光学ファインダー側に送られるが、最後のミラーがハーフミラーになっていて、その後ろにあるライブビュー専用CCDに到達する。
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