レビュー
高感度2枚撮りができる薄型大画面デジカメ――「FinePix V10」(4/5 ページ)
最大ISO1600の高感度撮影に対応する
CCDは、FinePix Z2と同じく1/2.5型有効512万画素のスーパーCCDハニカムHRを採用する。感度は、オートのほかISO64/100/200/400/800/1600の6段階を選択でき、オートISOを選ぶと自動的に最大ISO640まで(モードによってはISO800まで)アップする。
高感度時のノイズレベルは、より大きなCCDを搭載した上位機「FinePix F11」に比べると見劣りするものの、同クラスの他社製品に比較するとワンランク上だ。ISO640以上の画像をA4サイズまで大きく印刷すると、さすがに暗部を中心にざらつきが目立ち、細部の解像感が低下するが、ハガキ大までの印刷なら不都合はない。
ふだんわたしがほかのコンパクトデジカメでスナップを撮る場合、シーンに応じてISO感度を切り替えながら使うことが多い。通常はなるべく高画質で撮りたいので低感度側を選び、ブレを抑えたい場合には高感度側を選ぶ、という使い分けだ。
だが、高感度でもまずまずの画質が得られるFinePix V10なら、使い分けをせず、常に感度をオートのままで済ませられる。感度のことを気にせずに、気楽にスナップできるのが何よりありがたい。試用期間中、旅行用のメモカメラとして複数のコンパクトデジカメを持参したが、最も安心して使えたのがこのFinePix V10だった。高感度画質だけでなく、液晶の見やすさとオートホワイトバランスの安定感のよさもポイントが高い。
要望は、「高感度2枚撮り」機能をもう少し素早くアクセスできるようにしてほしいこと。せっかく便利な機能なので利用したいと思うが、いちいちメニュー画面を呼び出して撮影モードを切り替えるのが面倒に感じる。
また、3インチ大画面を生かす新機能としてゲーム機能を新搭載したが、欲を言えばそれ以外の提案ももっとほしかった。例えば、スライドショーなどの再生関連の機能がさらに充実すれば、画像ビューワーとしての利用法が今以上に広がるはずだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR