永山昌克インタビュー連載
ワイドズームで他社との差別化を図る――「Caplio R4」の開発者に聞く(4/4 ページ)
高画素化することの意味
――Caplio R3の513万画素CCDから604万画素CCDに変更した理由は?
福井氏: 数年前の状況に比べ、今は画素数に対するユーザーのこだわりが弱くなっているのは確かです。ですが、それでもまだ高画素化の流れは続いてます。その市場の動きに、当社としても追従しなければならないと思っています。
高画素化するよりも、むしろ大きなサイズのCCDを使ったほうが高画質になるから、そうして欲しいという意見もあります。しかし、その声はまだメジャーとはいえません。画素数を抑えて、大きなCCDを採用するのは、総合的に考えて非常に難しいと思います。
――今後さらに高画素化する可能性もあるのですね。
中平氏: 当社では画質の評価として、ディスプレイで見ることはもちろんですが、A3にプリントして解像感やノイズの出方などをチェックしています。A4までなら大差は生じませんが、A3で印刷した場合は、5~6メガクラスと8メガクラスでは明らかな差があります。今後、1/2.5型でさらに画素数アップしたCCDが登場してくれば、当社でもそれを採用する意味はあると思っています。
――レンズについては、今後さらに倍率を高めることを狙っていますか、それとも倍率は変えずに小型軽量化するのですか?
福井氏: お客様の声としては、両方あって難しいところですね。ここまで来たなら、もっと望遠にして欲しいという声もあります。また逆に、いっそうのワイド化を求める人もいます。今度よりよい製品を目指していくことは当然ですが、現段階で可能な限りの要望を満たした製品がCaplio R4です。
中平氏: Caplio R4は、使ってみると楽しさや便利さを実感できるカメラに仕上がったと思っています。幅広い撮影をこなす光学7.1倍ズーム、確実にシャッターチャンスをとらえる高速レスポンス、携帯性を損なわない薄型軽量ボディなどの特徴は誰にとってもメリットになるはずです。少しでも多くの方に楽しんでいただきたいですね。やや大きな作動音については、逆にいえばメカっぽい味わいだと感じていただければ、うれしいところです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR