NTT、減収減益に 固定通信が苦戦

 NTT(持ち株会社)が発表した2006年3月期連結決算(米国会計基準)は、営業利益が前期比1.7%減の1兆1907億円にとどまるなど、減収減益だった。固定電話の収入減などが響いた。

 売上高は10兆7411億円(前期比0.6%減)、税引き前純利益は1兆3059億円(同24.2%減)、純利益は4987億円(同29.8%減)。

 固定電話市場の縮小と携帯電話事業の料金割引策で、NTT東西地域会社とNTTドコモの減収傾向が続き、NTTデータとNTTコミュニケーションズの増収でカバーし切れず、わずかに減収になった。前期に計上したAT&T Wireless売却益の反動減で税引き前利益、純利益は大幅減になった。

 NTT東西地域会社は、光ファイバー接続サービスの契約数が大幅に拡大したものの、固定通信市場の厳しさなどから、営業利益はNTT東が24.8%減、NTT西が54.3%減にとどまった。

 今期の連結業績予想は10兆8000億円、税引き前利益が1兆1750億円、純利益が5000億円。

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