写真家インタビュー
デジタル化で写真撮影の敷居が低くなった――秋田好恵(1/3 ページ)
プロの撮影機材は重い。カメラだけでなく、レンズやストロボ、照明機材なども含めると相当な重量になる。それらを軽々と持ち運び、当たり前のように使いこなすがプロの写真家というイメージがあるかもしれない。だが、写真家みんなが重い機材を好んでいるわけではない。
今回インタビューした女性写真家の秋田好恵さんも、重い機材は苦手だという。女性だから体力的にきついという理由だけではない。被写体の動きの一瞬をとらえるためには、カメラを手で持ち、自分自身が動き回りながら撮りたいと思うからだ。
依頼された仕事の場合には、大判や中判のカメラを三脚にセットして撮ることもあるが、創作活動では主に35ミリの一眼レフ機を愛用しているという。そして近年は、小型軽量のデジタル一眼レフ機を積極的に導入し始めた。そんな秋田さんに、デジタルの可能性や創作活動の秘密をうかがった。
秋田好恵さん: 鹿児島県生まれ。写真家 杵島隆氏に師事。妊婦、母子、赤ん坊、女性などを動きあるヌードで撮ることが多く「生命」をテーマに撮影を続けている。生命感、躍動感などを表現することを好み、「昇華」シリーズや「妊婦の肖像」、「体温」、「一瞬と永遠のうた」などニューヨーク展、タシケント展ほか13回の個展で発表。近年は女性の持つ芯の強さに惹かれ、さまざまな女神に結びついた「女神シリーズ」を発表している。ホームページはhttp://www.alpha-net.ne.jp/users2/gtakita/stgt3/stgt3.html
――秋田さんは、今年3月に「OLYMPUS E-500による女性写真家展」に参加されましたが、デジタルカメラは早い時期から使っていたのですか?
秋田さん: 仕事では数年前から導入していました。私より先に、つれあい(写真家秋田淳之助氏)がデジタルを始めていて、十分に実用的なことは当時から知っていましたので、デジタルを使うことにまったく躊躇はありませんでした。
ただ、プロ用の大きくて立派なデジタルカメラの場合、私にとってはメニューなどの操作性が複雑すぎて、必要な機能を呼び出すのが少々やっかいに感じていました。難しいことは全部、若いスタッフに任せきりです。
そんな時、たまたまオリンパスの写真展の話をいただき、「E-500」を使用しました。使いたい機能がすぐに呼び出せる操作性になっていて、機械オンチの私でも抵抗なく、素直に扱うことができました。また、ボディが小さくて軽いこともありがたく感じました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「悪用されそう」─―メルカリ「限定公開」機能、SNSで物議 同社に対策を聞いた
-
2
トランプ政権のサックス氏、AI「ペース調整」論に苦言 「規制がなければできないふりをやめろ」
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
5
映画「バックルームズ」が怖くなかったマンガ家、基になったネット都市伝説にハマって本作の楽しみ方を理解する
-
6
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
7
「AIで効率化しても仕事が増えるだけ」──月○時間浮かせても報告しない社員たち 広がる“AI版静かな退職”
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
AnthropicのアモデイCEO、AI開発の「ペース調整」訴えるエッセイ公開 アルトマン氏とマスク氏も賛同
-
10
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR