レビュー
音楽と一緒にダイエットも――ウォークマン「NW-S203F」(1/4 ページ)
ソニーからちょっと面白いポータブルオーディオが登場した。それが「ウォークマン NW-S203F」(以下S203F)だ。単純に音楽が聴ける、というだけでなく、スポーツのお供に最適な機能を詰め込んであり、特に孤高のジョギングなんかでは役に立つこと請け合いだ。
ソニー自身がいう「才色兼備な”Walkman"」という称号もダテではない。外観の美しさといい、新しい方向性で進化したウォークマンを体感できる、それがこのS203Fだ。
シャトルスイッチの動作も快適なプレーヤー
スポーツ関連機能の前に、S203Fの外観をチェックしよう。S203Fは細長い円筒型の筐体、ちょうど女性の口紅のような形。上部にはおなじみのシャトルスイッチを装備する。
アルミ製で継ぎ目のないインパクト成形によるボディはなかなか高級感もあり、美しい見た目を実現している。本体サイズは15(幅)×96.5(高さ)×15(奥行き)ミリ、約26グラムで、十分に小型軽量だ。
スティック型のボディの半ばを覆うのは有機ELディスプレイ。1行表示のみなのでちょっと情報量が少ないのが残念。再生中は通常は曲名とアーティスト名がスクロール表示するが、DISP/HOMEボタンを押すたびに再生時間やコーデック、時計などが表示される。このあたりのインタフェースはウォークマンEシリーズと変わっていない。
楽曲の再生は再生ボタンを押すだけだが、曲の早送り/早戻しはシャトルスイッチを軽く回すだけ。指先ひとつででも操作できるので使いやすい。ボリュームは再生ボタンの下に専用のボタンがあるのでそれで上下させればいい。
シャトルスイッチはさらに3段階にスライドでき、一番奥まで押し込むとホールド、真ん中は楽曲操作、一番外側に引き出すとフォルダ操作が可能。フォルダ操作の場合、設定画面の「Sort」(並び順)設定に応じてアルバム順/アーティストごとのアルバム順/アーティスト順で選択が可能なので、たとえばアルバム順にしておけば、アルバム内で曲を1曲飛ばししたい場合は中央位置でシャトルスイッチを回し、アルバムを移動したい場合は外側にスライドさせてシャトルスイッチを回す、という仕組みだ。
これ自体は分かりやすいのだが、シャトルスイッチの一番外側、または内側から真ん中位置に戻すのがちょっと難しい。慎重にやらないとどうしても一番外(内)側へ一気にスライドしてしまうのだ。
いずれにせよ、単にアルバムを変えながら曲を探す、という操作だけだったら直感的だし分かりやすい。
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