IBMのスーパーコンピュータ、米大気圏研究センターのシステムに採用
米IBMは11月3日、米大気圏研究センター(NCAR)が、科学シミュレーションシステムにIBMのスーパーコンピュータ「blueice」を採用、導入を完了したと発表した。blueiceの採用により、「Integrated Computing Environment for Scientific Simulation(ICESS)」と呼ばれる同センターのシステムの処理能力は最速12T(テラ)FLOPS、持続性能は現行システムの約3倍の2TFLOPSを実現。乱気流や海洋モデルなどに必要な能力とより高い解像度を提供し、より複雑なシミュレーションが可能になる。IBMによると、blueiceはNCARの持続性能基準を満たす初めてのスーパーコンピュータとなるという。
シミュレーションシステムICESSは2011年まで利用される予定。2段階に分けて開発される計画で、今回のblueiceの導入は第1段階に当たる。現在受け入れテスト中で、2007年2月に稼働予定。第2段階の導入は、2008年6月に予定されている。
ICESSの第1段階blueiceには、IBMのPOWER5+プロセッサを利用したSystem p5(SMPノードで575ノード)を採用。プロセッサのクロック速度は1.9GHzで、メモリ容量は4Tバイト。ストレージは150TバイトのFASTt DS4800。システムの冷却用には、IBMのRear Door Heat eXchangerを採用している。また第2段階では、IBMのPOWER6+プロセッサが採用される見通しとなっている。
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