“カードなハイビジョン”、松下がAVCHD準拠のムービーカメラ2機種を発表(2/2 ページ)
レンズは、光学12倍ズームの「ライカディコマーレンズ」。EAレンズ(超高屈曲率非球面ガラスモールドレンズ)を含む10群13枚構成で、焦点距離は35mm換算で38.5~462mm。21面にマルチコートを施し、ゴーストやフレアを「極限まで抑えた」という。もちろん同社お得意の光学式手ブレ補正ジャイロも備えている。
内蔵するMPEG-4 AVC/H.264のエンコードLSIや、「HDクリスタルエンジン」と呼ばれる映像エンジンも新開発。同エンジンは、毎秒60コマのプログレッシブスキャン処理が可能で「効率的にノイズリダクションを行い、髪の毛のような細かい部分まで忠実に描写する」(中谷氏)という。一方、ハイビジョン特有の“見えすぎ”問題にも配慮。肌色部分にわざとソフトフォーカスをかけ、小さなシミやシワを目立たなくする「美肌モード」も備えた。
上面には5つのマイクユニットを搭載し、AVCHDがサポートするDolby Digital 5.1chの記録に対応する。また、正面方向にはレンズのズームにリンクする超指向性ズームマイクを採用。「子どもの顔にズームする場合なども臨場感のある音が記録できる」(同氏)。
動画記録モードは3種類。いずれも解像度とフレームレートは1440×1080/60iとなり圧縮率だけが異なる。最高画質の「HFモード」は、CBR(固定ビットレート)の約13Mbps、「HNモード」はVBR(可変ビットレート)の約9Mbps、長時間モードの「HEモード」はVBRの約6Mbpsだ。4GバイトのSDHCカードなら、「HFモード」で約40分、「HEモード」で約90分録画できる。付属するバッテリーパックの容量は1320mAhで、1時間5分の連続撮影が可能だ。
製品パッケージには、4GバイトのSDHCカードとWindows用ソフト「HD Writer Ver.1.0 for SD1」が付属する。同ソフトでは、映像の取り込みやSDカード/DVDディスクへの書き出しにくわえ、シーン削除などの簡易編集が可能だ。対応OSはWindows XP(SP2)およびWindows 2000 Professional(SP4)。
また、まもなく発売される「ブルーレイDIGA」でも動画のバックアップが行える。撮影したSDカードをブルーレイDIGAのスロットに挿入すると、BD-REメディアに最大4倍速(HEモード)でダビングが可能。ただし、DIGAの内蔵HDDやBD-Rメディアにはバックアップできない。
このほか、同時発売の「VW-PT2-S」(実売想定価格4万円前後)を使用すると、屋外でもハイビジョン映像のバックアップが行える。VW-PT2-Sは、SDカードスロットと40GバイトHDDを内蔵したモバイルストレージ。SDカードのデータを最大8倍速(HFモード)の高速転送でダビング可能だ。
同社は、2007年にはムービーカメラ市場におけるハイビジョンカメラの構成比が約5割に達すると予測。AVCHD対応のハイビジョンムービーとしては世界最小の「カードなハイビジョン」(同社)を訴求していく構えだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR