新作DVD情報
陽の光に当たれない少女が奏でる切なくも美しい純愛ドラマ――「タイヨウのうた」
タイヨウのうた スタンダード・エディション
「世界の中心で、愛をさけぶ」「NANA」など、ここ最近邦画の主題歌が軒並みヒットしているが、感動的なシーンをより盛り上げるにはやはり音楽が不可欠。映画と音楽は切り離せないものなのだ。
シンガーソングライターのYUIが映画初主演を果たした「タイヨウのうた」も、映画と音楽の相乗効果でヒットした感動作。11月22日にDVDリリースされる本作はスタンダード・エディションと2枚組のプレミアム・エディションの2バージョンを用意。
スタンダード・エディションの特典は予告篇、TVスポット、初日舞台挨拶を収録。価格は3990円。プレミアム・エディションには、メイキング映像や未公開シーン集、インタビュー、YUIが歌う主題歌「Good-bye days」のミュージックビデオを収めた特典ディスクが付く。さらに初回版のみ映画公式サイトで公開されたYUI自身によるダイアリー「YUI’sダイアリー」とフェンダー製ピックペンダントを封入。価格は5985円。
太陽の光にあたれない難病XP(色素性乾皮症)に冒された少女、雨音薫は16歳。学校には行けず、夜になると駅前の広場でギターの弾き語りをしている。昼と夜の逆転した生活の中で、歌うことが生きる証。そんな彼女の毎日の楽しみは、早朝にサーフボードをもってたたずむ少年・孝治を部屋の窓から眺めることだった。
夏休みを間近に控えたある日、夜の街で孝治と偶然遭遇した薫は、勇気を振り絞って声をかける。やがて薫と孝治は親しくなり、月の下でデートをするようになるが……。
本作の見どころのひとつはYUIの起用。デビュー曲「feel my soul」がいきなり月9ドラマ「不機嫌なジーン」の主題歌に起用され、一躍注目を集めた福岡出身のアーティストだ。初の映画出演なので決してうまいとはいえないが、初々しさが画面から溢れ出ていて魅力的。彼女が映画のために書き下ろした「Good-bye days」も大ヒットした。
ヒロインとは正反対に、太陽の下で生きる少年を「涙そうそう」「木更津キャッツアイ」シリーズの塚本高史が好演。また薫の両親には岸谷五朗と麻木久仁子が扮している。
監督はオムニバス映画「最も危険な刑事(デカ)まつり」を手がけ、今回が長編デビューとなる小泉徳宏。「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督と同じくROBOT所属で、今後の活躍が期待される新鋭だ。
主演2人のあまりの爽やかさに恥ずかしくもあり、うらやましくもあり。闘病+純愛の悲しさよりも、生きることへの希望を訴えたポジティブなメッセージ、そしてYUIの透明感ある歌声がストレートに心に響く。
なお、映画公開後に放映された山田孝之&沢尻エリカ共演のドラマ版は12月1日にリリースされる。
関連サイト:
http://www.taiyonouta.jp/(公式サイト)
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