「ネットのつきあい」が変える「リアルな生活」――USC調べ

 南カリフォルニア大学アネンバーグ・スクールセンターは11月29日、今年で6回目となるインターネットの社会への影響調査「USC-Annenberg Digital Future Project」の結果を発表した。この調査によると、米オンラインコミュニティー利用者の43%は、現実世界と同程度、仮想世界を重視していることが明らかになった。

 同じく米オンラインコミュニティー利用者のうち20.3%は、オンラインコミュニティーをきっかけとするオフラインでの活動を、最低でも1年に1回は行っていると回答。また、ネットを通じて何らかの社会運動に参加している人の64.9%が、ネットで初めてその運動を知ったと答えている。さらにオンラインコミュニティー利用者の43.7%が、オンラインコミュニティーへの参加により、社会活動への参加が増えたと回答した。

 オンラインコミュニティーへの参加頻度も高く、56.6%は最低1日1度はログインしていた。また70.4%は、ログイン中にほかのメンバーとコミュニケーションを取っているという。

 ブログ、掲示板、写真掲示板など情報交換も活発化。米ネットユーザーのうちブログを書いている人は7.4%で、2003年の3.2%から倍以上に増えた。写真を投稿する人も23.6%と、2003年の11%から倍以上に増えている。また自分のサイトを持つ人も12.5%と順調に増加している。

 ネットはいまや、新たな友達を作る主要な場となっている。2006年にネットで知り合った(実際には会っていない)友人の数は平均4.65人。またネットをきっかけに実際に会った人数は1.6人で、2000年の調査開始以来、倍以上に増えた。

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