レビュー
完成度高めた多機能ワンセグ端末――「gigabeat V30E」(1/3 ページ)
東芝のgigabeatシリーズといえばHDDプレーヤーの草分け的存在。iPodが第5世代でビデオ再生に対応した以外は基本機能の熟成を進めてきたのに対して、gigabeatはさまざまなチャレンジを行っている。
ボディデザインの変更、ユーザーインタフェースの変更などシリーズ製品で行われてきたチャレンジは枚挙にいとまがないが、最もユニークなチャレンジはVシリーズで行われた「テレビ機能の搭載」だろう。
“世界初のワンセグ対応HDDプレーヤー”として登場した初代(gigabeat V30T)は、かなりの完成度を持ちながらも、一部の機能(特に番組録画機能)については未成熟な部分も見られた(レビュー:ワンセグ視聴は満足、録画は不満――「gigabeat V30T」)。
この度登場した「gigabeat V30E」「同V60E」は名前からも分かるよう、gigabeat V30Tをベースに改良を加えたモデルだ。改良点は主にワンセグ放送の視聴/録画に関する部分に集中しており、実質的なバージョンアップモデルともいえる。今回はその改良点を中心に、gigabeat V30Eをチェックしてみたい。
「ワンセグ」ボタンを新設、金属的な質感となったボディ
ボディデザインをはじめとした外観はほぼ「V30T」と同様。3.5インチ(解像度は320×240ピクセル)の液晶を中心にボタンが上側面と正面右に配置され、AC入力やUSBといった端子類は左側面に用意されている。
サイズは124(幅)×75(高さ)×19(奥行き)ミリ(V60Eは奥行き22.5ミリ)、本体重量約230グラム(V60Eは約245グラム)とV30Tとほぼ変わらず。上側面にはロックスイッチを兼ねるスライド式電源スイッチのほか、再生/一時停止、早送り、早戻しのボタンを備える。このレイアウトはV30Tとまったく同様だ。
正面右の操作インタフェースとしては、十字キーと音量調節、「スタート」「戻る」、新設の「ワンセグ」ボタンが用意される。V30Tに用意されていた「QUICK」ボタンは省かれた。この辺りの変更が実際の使用感へもたらす変化は後ほど記したい。
外観でV30Tと最も異なるのは表面の仕上げだ。V30Tはアクリルの光沢を全面に押し出していたが、V30Eでは金属的な質感をもった仕上げとなっている。どちらが好ましいかは個人の趣味だが、個人的にはV30Eの方が高級感があるように思う。
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