新作DVD情報
ウワサの2人共演で実写化――「どろろ」
どろろ 通常版
映像化不可能と言われてきた手塚治虫の傑作伝奇漫画の実写版「どろろ」が、7月13日に通常版(3990円)とコレクターズ・エディション(8820円)の2種類でDVDリリースされる。
通常版は2種類の劇場予告編集、TVスポット集、プロモーション映像の特典映像を収録。コレクターズ・エディションは3枚の特典ディスクが付いた豪華4枚組。特典ディスク1は未公開シーン集、ポスター撮影メイキング、設定資料、メイキング・ドキュメンタリー(VFX/アクション/衣装/音楽)、スライドショー、デザイン画集などを収めたメイキング&資料集。特典ディスク2はプロモーション全記録(完成披露試写会/初日舞台挨拶/USJプレミア/札幌雪まつり/香港プレミア)、特別番組完全版、妻夫木聡&柴咲コウのライブトークとキャストの魅力が満載。特典ディスク3にはキャスト・スタッフ総勢48人が「どろろ」を斬りまくるメイキング&コメンタリーリレーを収録し、本音トーク炸裂の裏「どろろ」が楽しめる。これら5時間以上の特典映像に、「どろろ」ミニコミック全4冊とプレスシート縮小版も封入。
時は戦国。天下取りを願う武将・醍醐景光は、その野望の実現と引き換えに、生まれてくる我が子の肉体を捧げる禁断の契約を魔物と交わす。こうして、景光の子・百鬼丸は目、鼻、口、四肢から内臓まで奪われた姿で誕生。川に捨てられた百鬼丸は、医者の寿海に拾われ、仮の肉体を得て奇跡的に成長する。やがて、魔物を倒すことで失われた自分の48カ所の肉体が取り戻せることを知り、魔物退治の旅に出る。そんな彼の過去にひかれ、孤児の泥棒、どろろは道中を共にするが……。
監督は「害虫」「黄泉がえり」の塩田明彦。意外な人選と思われるかもしれないが、もともとアクションが撮りたかったという監督は、製作費20億円、大掛かりなニュージーランド・ロケ、そしてアクション監督にチン・シュウトンを招き、ケレン味たっぷりの時代劇を作り上げた。チン・シュウトンは「HERO」「少林サッカー」などで知られる香港のワイヤーワークの達人。百鬼丸とヤシガニ、大山椒魚、桜魔人、カラス天狗とのバトルシーンはスピーディだけど、どこかB級テイストがプンプン漂い、シュウトン節全開!
主演は妻夫木聡と柴咲コウ。陰を背負った妻夫木と、饒舌な少年キャラに扮した柴咲の掛け合いも絶妙で、反発しあいながらも寄り添っていく様を生き生きと演じている。
ウワサの2人がドラマ「オレンジデイズ」に続いての共演。そんな話題も手伝って、興収35億円のメガヒットを記録、パート2、3の製作も決定し、並行して撮影されるという。2作同時製作は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで初めて行われたが、邦画では初の試みとなる。公開は2009年の予定。
無国籍な雰囲気漂う時代劇としても、青春ロードムービーとしても、B級アクションとしても楽しめ、最近の伝奇映画の中では一番の面白さ。旬の俳優を配し、好調が続く邦画の勢いも感じられる。
関連サイト:
http://www.dororo.jp/(公式サイト)
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