極小ICチップで出版物の複写を管理 日立やリコーが共同開発
日立製作所とリコーなど4社は7月18日、地図などの出版物の複写利用状況を極小ICチップを活用して管理するシステムを共同開発したと発表した。実際に複写利用した実績に応じて利用料を著作権者に支払えるのが特徴。実証実験を進め、著作権管理団体などにビジネスモデルへの参加を促していく。
2社とゼンリン、日立システム九州が共同開発した。著作物に、日立の「ミューチップ」を装着。ミューチップリーダーを装備したリコーのデジタル複合機で複写するようにし、利用記録を自動的に取得。日立システム九州が開発する利用料管理システムを使って、著作権者への支払い額を管理する。
1次複写物には地紋に牽制文字を埋め込み、不適切な2次複写による利用を防止するという。
住宅地図などを複写利用する場合、複製許諾契約などの基づき、見積もりした概算の料金を支払うのが一般的。新システムが実用化されれば、実際の複写利用に応じた利用料を支払うことが可能になるとしている。著作者の権利を守りながら複写利用することが容易になり、企業のコンプライアンス順守にも役立つとしている。
ゼンリンの住宅地図を使った実証実験を進め、他の著作権者らから意見を取り入れた上で実用化を目指す。
プロトタイプを「日立uVALUEコンベンション2007」(7月25~26日、東京国際フォーラム)に出展する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
携帯各社、熊本の一部で通信障害 震度7の地震で 他社回線につながる「JAPANローミング」開始【追記】
-
8
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
9
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR