「アンジェリーナ・ジョリーのヌード写真」でマルウェア増加
英セキュリティ企業Sophosは10月1日、9月に最も多かったメールによるマルウェアと、Webサイトに組み込まれた不正コード10種を発表した。
同社によると、9月は前月に比べ、感染メール数が増加。1000通につき1通の割合だった8月と比べ、9月は833通に1通と、0.12%のメールにウイルス感染したファイルが添付されていた。特に目立ったのが、アンジェリーナ・ジョリーなどの女優のヌード写真を誘い文句にしたメールだったという。9月最終週のある1日の調査では、感染メールの5通中4通に、Pushdo Trojan感染ファイルが添付されていた。
Sophosによると、Pushdo Trojanは2007年3月以降、決まって毎週水曜日に多様な手口で感染を拡大してきたが、最近では1日24時間感染メールが配信されている。ちなみにメールでばらまかれる最も多いマルウェアは、1位がW32/Netskyで感染報告中の29.9%、2位がTroj/Pushdo 27.4%、3位がW32/Mytob 9.2%だった。
一方で、悪意あるコードを仕掛けたWebサイトへの懸念も高まっている。特にMal/IframeとObfJSが感染したWebページ全体に占める割合はそれぞれ59.5%と17%で、この2つで全体の3分の2以上を占めている。
マルウェアをホスティングしている割合を国別に見ると、最も多いのは中国で54.9%。2位は米国の17.4%、3位はロシアの14.4%と続く。米国の比率は8月の20.8%から下がり、ロシアは11.3%から上昇している。この3カ国のみで、世界の85%以上の感染サイトをホスティングしていることになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
6
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
10
Apple、M6搭載の14インチ「MacBook Pro」発表 AI性能向上、33万9800円から
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR