News Weekly Access Top10(2007年10月14日-10月20日)
「初音ミク」はオタクにしか分からない?
先週は、「初音ミク」関連記事ににアクセスが集中した。1位は「アッコにおまかせ」の初音ミク特集、3位、4位は、GoogleやYahoo!JAPANの画像で「初音ミク」画像を検索できないという騒動についての記事。5位にはそれらに関連し、初音ミクに関連する過去記事が入った。
ネット上では大いに盛り上がっている初音ミクだが、「何がいいのか分からない」という人も多いようで、「初音ミクの魅力は、オタクじゃないと分からないのでは」という指摘もある。先日会ったネット業界の「非ヲタ」の友人も、「どうしても良さが分からない」と悩んでいるようだった。
記者は女なので、初音ミクというキャラクターの魅力や声の萌えどころはあまり分からないのだが、たった1つの楽曲ソフトが、これほどたくさんの人に何かを作らせていることに感激している。ニコニコ動画を見ていると、日々新しいミクコンテンツが生まれ、進化し、コラボレーションが起きている。
初音ミクはすでに、国境も越えている。米CNETのポッドキャストで紹介されたり、台湾人が台湾語の歌を初音ミクに歌わせて「ニコニコ動画」にアップしたりもしている。
ただ確かに、初音ミクというキャラクターの声や絵柄を「オタクっぽい」と感じて拒否反応を示す人の気持ちも分からなくはない。ITmediaのある記者は、量販店で初音ミクを取り置いてもらって購入したのだが「店員に『初音ミクを取り置いてもらっているんですけど』と言ったり、あのパッケージをレジに持って行くのも恥ずかしかった」と話していた。
初音ミクのターゲットはそもそも「新しいテクノロジーが好きだが、DTMソフト購入にはなかなか踏みきれない」という男性。女声で開発し、かわいらしいキャラクターを設定したのもそのためで、最初から「PCが好きなオタク」をターゲットにしていた面もあるだろう。
ただ販売元クリプトン・フューチャー・メディアの佐々木渉さんは発売当初のインタビューで「将来は正統派の女声ソプラノ歌手や癒し系歌手、リアルタイム・キーボード演奏にも最適化したソフトなども作っていきたい」と話しており、今後は「萌えない」本格派ボーカロイド(歌うアンドロイドのこと、初音ミクもその1人)が増えていく可能性もあるし、「MEIKO」など萌え系ではないボーカロイドもすでに“活躍”している。
「初音ミクはどうしてもダメ」と思っている人も、萌え系ではないボーカロイドの作品などを見て「初音ミク的なもの」の面白さを感じ、記者が感じているようなワクワクを共有できるといいなぁ――と、いちミクファンとして思っている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR