草思社が民事再生申し立て
帝国データバンクによると、「間違いだらけのクルマ選び」シリーズや「声に出して読みたい日本語」などのベストセラーで知られる出版社・草思社が1月9日、民事再生法の適用を東京地裁に申し立てた。
1961年に創業。「全国鉄道事情大研究」シリーズや、ベストセラーになった「決定版 大国の興亡」、「平気でうそをつく人たち」などノンフィクション系に強く、「カッコウはコンピュータに卵を産む」「インターネットはからっぽの洞窟」(ともにクリフォード・ストール)といったIT関連を扱った書籍も発行していた。
ピークの1997年10月期には39億円の売上高があったが、近年は大きなヒット作がなく、06年10月期の売上高は約16億2000万円に落ち込んでいた。広告宣伝費の削減や本社不動産の売却といった合理化を進めてきたが、出版不況と有利子負債の負担もあり、自力再建を断念した。
昨年末にはWebマガジン「Web草思」の休刊を発表していた。
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