不振のネットプライス、再生策は
「成長ではなく膨脹してしまった」――2007年9月期に3億5300万円の営業損失(連結ベース)を計上したネットプライスの佐藤輝英社長は、主力のギャザリング事業での在庫の積み増しが響いたと話す。
「今期は商品の回転率を高め、足元を固めていきたい」といい、グループ会社が運営するeBay商品の購買代行サイト「セカイモン」などといった事業も「ギャザリングに続く新基軸となるよう育てたい」という。
前期の赤字は、主力のギャザリング事業で商品の先行確保や品ぞろえ拡充を図ったが販売増につながらず、在庫が急増したことがなどが原因という。
ギャザリングは、同じものを購入したいユーザーが多いほど安くなる仕組み。「消費動向や好みの変化は激しい。それに対応するために商品の回転率を高めなければ」と話す。
昨年10月にはSNS「ギャザーズ」を開設し、ギャザリングサイトへの集客を向上図るといった対策を講じてきた。「メールマガジンは読まれなくなっている。そういった波に飲まれない集客法を確立する」
11月には、24時間限定でギャザリングより安価に商品を販売するサービス「24バリュー」を始めた。「不況だからか、価格を思い切り下げた商品が売れる」といい、同サイトの好調さをアピールする。
グループ会社・ショップエアラインが運営する、eBayの商品を落札できる購買代行サイト「セカイモン」や、もしもが運営するドロップシッピングサービスは、順調に伸びているという。
「セカイモンやドロップシッピングのユーザーの伸びは想像より大きい。ネット上で買ったり、売ったり、稼いだりと各サービスで1人のユーザーを取り囲む戦略をとる。将来は、グループ全体で売上高1000億、営業利益率10%以上の規模に引き上げたい」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
Apple、M6搭載の14インチ「MacBook Pro」発表 AI性能向上、33万9800円から
-
7
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
8
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
9
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
10
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR