「お母さーん」「マルコ!」――カラオケで誰でも声優気分
「行っちゃイヤだ! お母さーん!」「勇気を出すのよ、マルコ。母さんは必ず、戻ってくるから」――「東京国際アニメフェア2008」(3月30日まで、東京ビッグサイト)のバンダイナムコゲームスのブースで、こんな声が響いていた。
人気アニメのアフレコを楽しめるカラオケ店用サービス「アフレコ!」の体験コーナー。「母をたずねて三千里」「機動戦士ガンダム~めぐりあい宇宙~」「機動戦士ガンダムSEED」など新旧の人気アニメの名シーンを、自分の声で吹き替えて楽しめる。
プレイは2人1組だが、1人2役を演じることも可能。メニューから演じたいアニメとシーンを選ぶと、お手本のシーンと音声を字幕付きで再生。次に同じシーンの映像が、字幕付き・音声なしで流れる。1シーンは1~2分程度。
プレイヤーはお手本を思い出し、映像を見ながらマイクに向かって字幕を読み上げ、「自分の声で作ったアニメの名シーン」を作成する。最後に映像と自分の声が組み合わされて再生され、声の大きさやタイミングなどで採点する。
思い切って演じてもらえるよう、マイクでせりふを吹き込んでいる間は音声がスピーカーから出ず、周囲に響かない仕様にした。完成したシーンの再生時は、大音量の声がスピーカーから再生される。
エクシングのカラオケ「JOYSOUND」専用で、カラオケ店のディスプレイとマイクでプレイする。歌の合間に手軽に楽しんでもらうサービスとして、夏ごろに開始する予定だ。
アーケードだと「恥ずかしい」からカラオケに
「“なりきりゲーム”を手軽に楽しめるようにしたかった」(説明員)――開発を始めたのは10年ほど前。「あのシーンのあのせりふ、良かったよね」とみんなで盛り上がれるようなゲームを目指した。
当初はゲームセンター向けのアフレコゲームとして開発し、システムも完成していたが、日の目を見なかった。「ゲームセンターで周りに声が聞こえると恥ずかしい」「周囲の騒音が大きくて声が聞こえない」という課題がクリアできなかったためだ。
カラオケなら仲間内以外には声が聞こえず、その場の雰囲気で盛り上がることができるし、大人同士ならお酒も入る。「カラオケはアドリブでも盛り上がる。アドリブで違うせりふを入れて楽しんで欲しい」(説明員)
アニメファンだけでなく、大人から子どもまで楽しんでほしいと、旧作から新作までさまざまなアニメを取り入れる予定。コンテンツ提供は他社にも声をかけ、「未来少年コナン」など、同社グループ以外のアニメ作品も収録している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
携帯各社、熊本の一部で通信障害 震度7の地震で 他社回線につながる「JAPANローミング」開始【追記】
-
8
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
9
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR