レビュー
広ダイナミックレンジ機「FinePix S100FS」の実力を検証(1/4 ページ)
ハイライトの階調を美しく表現する「FinePix S100FS」
最近のデジカメは、コンパクト機でも一眼レフ機でも、撮影時の画像処理によって白飛びや黒つぶれを軽減する機能が流行している。オリンパスの「シャドー・アジャストメント・テクノロジー」や、キヤノンの「高輝度側・階調優先」、ソニーの「Dレンジオプティマイザー」、ニコンの「アクティブD-ライティング」、ペンタックスの「ダイナミックレンジ拡大」などだ。
その仕組みや効果はそれぞれ異なるが、いずれも階調をより豊かに仕上げる働きがあり、フィルムに比べてダイナミックレンジが狭いといわれるデジカメの弱点を補う機能である。
富士フイルムは、こうしたダイナミックレンジの拡張機能に早い時期から力を注いできたメーカーのひとつ。例えば同社のデジタル一眼レフ「FinePix S5 Pro」では、サイズが異なる2種類の画素を利用した特殊な撮像素子「スーパーCCDハニカム SR Pro」によって広ダイナミックレンジを実現している。
今回取り上げる「FinePix S100FS」は、一眼レフではなくレンズ一体型のデジカメだ。撮像素子には、2/3型1110万画素の「スーパーCCDハニカム HR」を搭載。S5 Proのような「SR」タイプではないが、新技術によってワイドダイナミックレンジを可能にした。仕組みは、ハイライト部に合わせた露出で撮影を行うことで白飛びを防ぎ、黒つぶれの恐れがある個所は画像処理によって感度を引き上げることで階調性を拡大している。その結果、「従来のスーパーCCDハニカムHRを搭載した機種」との比較で「400%のワイドダイナミックレンジ」をうたっている。
どれほどの効果があるかは、作例を見るのがてっとり早い。下の2枚は、FinePix S100FSのダイナミックレンジ400%モードで撮ったものと、従来製品「FinePix S9100」で撮ったもの。露出や感度などの撮影条件はそろえているが、背景の明るい部分の再現に大きな差が見られる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
9
タイムズカー、お見舞金3000円の算定基準は? パーク24に聞いた
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR